

「便潜血反応(大腸がん検診)が陽性でした。大腸の精密検査を受けてください」。そんな健診結果が手元に届いたのは、人間ドックの1カ月後のこと。がんの中では大腸がんが最も多いという説明書や、大腸内視鏡検査の案内書なども同封されていました。これまで大きな異常はなく、今回の人間ドックもそれ以外の検査結果はすべて問題なし。私はにわかには信じられず、この通知を他人事のように眺めていました。
仕事から帰った夫に報告すると、真剣な顔で「検査しておこう」と言いました。しかし、私はなんだか大変そうな検査が嫌で「あのとき、おなかを壊していたからかも」「もしかしたら切れ痔っぽかったのかもしれない」などと言い訳をし、しばらく放置していました。







