
20歳になったころ、生理の重さや下腹部の違和感が、これまでとは明らかに違うと感じるようになりました。日常生活の中でもその違和感のせいか、どこか不安を覚えることが増えていました。
★関連記事:若いころは想像できなかった!生理順調だった私がさまざまな婦人科疾患を経験するなんて【体験談】
告げられた診断と手術の決断
生理が次第に重くなってきたことが気になり、20歳のときに受診した結果、子宮内膜症(しきゅうないまくしょう/本来は子宮の内側にある内膜に似た組織が、卵巣など子宮以外の場所にでき、炎症や痛み、腫れなどを引き起こす病気)による「チョコレート嚢胞(のうほう)」と診断されました。これは、子宮内膜に似た組織が卵巣にでき、古い血液がチョコレート状にたまって腫れてしまう病気だそうです。
医師の口から病名を告げられましたが、正直なところすぐに実感が湧かず、説明を聞きながらも頭の中が追い付かない感覚でした。腫瘍が大きく、翌年には大学病院で手術を受けることが決まりましたが、気持ちは置き去りのまま時間だけが過ぎていきました。
診察室で広がった戸惑い
診察が進むにつれて、診察室にいる人が少しずつ増えていきました。複数の医師や医療従事者が出入りする様子を見て、状況がよくわからないまま戸惑いが募っていきました。治療のためだと自分に言い聞かせながらも、落ち着かない気持ちが消えませんでした。








