翻弄される美容情報の渦の中で
「このままでは鼻に顔を占領されてしまう」と危機感を抱いた私は、久しぶりの外出を機に気合を入れてメイクをすることに。最近はファンデーションと眉毛のみの簡単な手抜きメイクばかりでしたが、かつての情熱を取り戻して入念にノーズシャドウを入れてみたのです。しかし、鏡をのぞき込むとそこには強烈な違和感がありました。若いときと同じように描いているはずなのに、なぜかまったくしっくり来ないのです。かえって小鼻の広がりが、強調されているようにも見え、正解がわからなくなりました。
また、ネットには表情筋を鍛えるのがいいという説もあれば、顔の筋肉は触り過ぎないほうがいいという説もあり、今の私はあふれる情報の渦に完全に翻弄されています。
まとめ
鏡を見るたびに、つい無意識に鼻をつまんでしまう日々。洗濯バサミで必死に高くしようともがいていた幼少期から、骨の痩せにおびえる40代になった現在まで、私の鼻コンプレックスは形を変えながらずっと続いています。老化という抗えない変化にショックを受けることもありますが、理想の鼻筋を手に入れることはかなわなくても、この存在感たっぷりの鼻と一緒にこれからも試行錯誤を繰り返していくつもりです。自分にあったケアを模索しながら、今の私なりのベストを探していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【久野先生のアドバイス】
加齢により、鼻の周囲の骨は少しずつ痩せていきます。すると鼻を支えていた土台が弱くなり、小鼻の付け根が沈み込むことで、横に広がったように見えることがあります。メイクやセルフケアで印象を和らげることはできますが、骨の変化そのものを戻すことは難しいのが現実です。医療の分野では、ヒアルロン酸やプロテーゼなどで土台を補う方法が検討される場合もありますが、必要性は人それぞれ。気になる場合は、自己判断せず医師に相談してみましょう。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。
イラスト/やましたともこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)








