
乳がん治療が始まりました。
先生「こちらとしましては、抗がん剤治療やホルモン治療を中心とした内科的な治療をしていったほうがいいかと思います」
さらに先生は、「卵巣機能を止める注射を打ちます」とのこと。続いて「なので子どもは産めませんよ。希望するなら卵子凍結してください」
平常心、平常心。
「特に考えていないので別にいいです」そう答えました。
先生、伝えづらいことも伝えなきゃいけないですもんね……。
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ステージ4の告知直後、休む間もなく突きつけられた「子どもは産めない」という言葉。マコモさんが「平常心」と自分に言い聞かせる姿に、言葉にできないほど胸が締め付けられます。
医師からすれば、治療開始前に必ず伝えなければならない重要な情報(妊孕性温存)だったのでしょう。しかし、命の選択と人生の選択を同時に迫られる患者さんにとっては、情報の正しさ以上に、その重さを受け止めるための時間や寄り添いが必要なのだと改めて気付かされます。マコモさんの強さを称えるとともに、これからの治療が少しでも穏やかに進むことを願っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
外部サイト:乳がんサバイバーマコモの記録(外部リンク)








