物忘れが軽減し、気持ちもラクに
日中に少し運動をすることで、質の高い睡眠を得られるのではないかと思い、運動もするようにしました。以前はダイビングやテニスなど激しい運動をしていましたが、テニス肘になって右肘を痛めてから敬遠するようになりました。家にこもりがちな生活を送っていたため運動不足になっていました。
少しでも座りがちな生活を改善するため、デスクワークを1時間こなすごとに背伸びやストレッチをするようにしました。また、朝20分早く起きてウォーキングや犬の散歩などをして有酸素運動をする習慣をつけました。日中は仕事の途中でも、ガーデニングや家事など気分転換を兼ねて体を積極的に動かすようにしました。
最初は20分の散歩が25分、30分と長くなり、天気の良い日は少し汗ばむほど続けることができました。日中に水分をたくさん摂取するので、新陳代謝が良くなり、結果として脳が活性化し、睡眠だけでなく物忘れにも効果があったのではないかと思っています。
2カ月ほど対策を続けてみることで、少しずつ睡眠不足が改善されてきました。まだ、眠りは断片的なのですが、1時間おきに目が覚めていたのが、2時間、3時間と長く眠れるようになりました。どうしても眠れないときは、静かな音楽や朗読を聴くなどして工夫した結果、気負わずに再度眠りに入ることができました。
朝まで気持ち良く眠れた翌朝は、頭がすっきりして物忘れも薄れ、気持ちも和らいできました。
まとめ
今回の経験を通じて、これまで自分の心や体の「小さなサイン」を、いかに見過ごしてきたかに気付かされました。物忘れを「年のせい」と諦めてしまうのは簡単ですが、実は毎日の睡眠や運動といった、当たり前の習慣の中に改善のヒントが隠れているのですね。
まずは「20分の散歩」のような、無理のない目標から始めてみること。それだけで、頭の霧が晴れるようにすっきりし、自分をいたわる余裕も生まれました。更年期という変化の多い時期だからこそ、自分の体と対話し、心地よい生活リズムを自分で作っていく。そんな前向きな姿勢を、これからも大切にしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:蜂谷 かぬこ/50代女性。海と山が好きな元体育会系母。高齢出産後に視力と体力が落ち、毎日ブラッシングのたびに抜け毛の量に恐怖を感じている。最近、テニス肘から五十肩に移行。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








