コスパ重視のはずが…
お金がかかる美容医療のようなケアを、できるだけ自分でやってコスパを良くしたいと思っていました。そこで、同じ商品を動画を見ながら使ってみたのですが、肌に炎症が起きてしまい、結局は皮膚科に行く羽目に。余計な出費になってしまいました。
やっぱり美容医療に行くのが一番なのかなと思うものの、今はお金に余裕がありません。そのため、海外サイトで売っているサプリを数種類飲んで、美容を維持しています。(桐山ぷち/30代女性・パート)
まとめ
高額な美容ほど、契約条件(回数・解約・返金)や事業者側のリスクまで確認しておくと安心です。肌に触れるケアは「自分で何とかする」より安全優先。異変が出たら早めに受診し、損を広げない判断が大切です。
久野先生からのアドバイス
今回の体験談にあった「セルフケア」や「海外サプリメント」、そして「契約トラブル」には、専門医の視点から見ると非常に危うい側面があります。良かれと思って始めた習慣が、取り返しのつかない事態を招かないために、以下のリスクを正しく理解しておきましょう。
自己流ケアと「医療類似行為」の危険性
動画サイトなどの情報を鵜呑みにしたセルフケアは禁物です。医療機関でおこなう施術には、徹底した滅菌と、部位ごとの繊細な出力調整が欠かせません。家庭環境で医療用機器や強い薬剤を自分に使うのは非常に危険です。一生消えない傷痕や色素沈着を残す恐れがあり、その修復には元々の予算をはるかに超える多額の費用と時間がかかってしまいます。
海外製サプリメント・医薬品の盲点
コスパを重視して手に取りがちな海外製品には、日本の基準では認められていない成分が含まれていたり、成分表示が不正確だったりするケースが少なくありません。また、世界には日本では考えられないような劣悪な環境で製造されている薬やサプリメントも存在します。これらは単なる肌トラブルにとどまらず、肝機能障害やホルモンバランスの乱れといった、全身に関わる重大な健康被害を引き起こすリスクをはらんでいます。口に入れるものの安全性は、価格だけで決めるべきではありません。
クリニックの倒産リスクと契約
美容クリニックの倒産問題は近年よく耳にします。通い放題や長期契約は一見お得ですが、事業者の経営状況までは利用者にはわかりません。将来的なリスクが不安な場合は、都度払いを選択できるクリニックを探すなど、契約形態を慎重に検討することが、自分のお金と美しさを守る防衛策になります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
※AI生成画像を使用しています








