
体調を崩しているときや妊娠中は、これまで気にならなかったことが妙に心に残るのではないでしょうか。自分の気持ちをうまく言葉にできなかった瞬間や、期待と現実のズレに戸惑った経験を含めた、同じ立場なら思わず考えてしまう夫婦関係の体験談5選です。
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帰ってきてほしかった夜
妊娠中の私は、体調の変化や将来への不安を抱えながら日々を過ごしていましたが、夫は単身赴任先での飲み会に、これまでと変わらず参加していました。仕事上の付き合いだと頭では理解していても、ひとりで妊娠期間を過ごしているような感覚になり、気持ちが置き去りにされたように感じていました。
クリスマス前、私はインフルエンザにかかり、高熱と倦怠感で動くこともつらくなりました。心細さから夫に帰省してほしいと伝えましたが、職場の状況や移動の負担を理由に難しいと言われ、そのやりとりの中で喧嘩になってしまいました。立場が違えば感じ方も変わること、そして不安なときほど本音を言葉にして伝えることの大切さに、改めて気付かされました。(小池愛/30代女性・主婦)
心に引っかかった夫の言葉
私が熱を出して体調を崩したときのことです。体がだるく、どうしても動けそうになかったため、夫に「少し休ませてほしい。熱があるから」と伝えました。すると夫は、私を気づかうより先に「俺もちょっと熱っぽいかも」と口にしました。
その瞬間、思わず言葉を失いました。「明らかに私のほうがつらい状態なのに、なぜ今それを言うのだろう」と感じ、心配の言葉が出てこないことに強い不満を覚えました。
体調が悪いときは気持ちにも余裕がなくなるため、そのひと言が必要以上に心に引っかかってしまったのだと思います。弱っているときほど相手の言葉や態度が心に大きく影響するのだと実感し、思いやりのひと言がどれほど大切かを改めて考えさせられました。(向井湖々/20代女性・アルバイト)
気づかいのなさに覚えた失望
体調を崩して家事ができず、布団で横になっていたときのことです。起き上がるのもつらい状態でしたが、夫は仕事帰りに自分の分だけ食事を買ってきて、何事もなかったように食べていました。私の分について声を掛けられることもなく、体調を気づかう様子もありませんでした。
そのとき、食事を用意してもらえなかったことよりも、私の状態そのものに目を向けてもらえなかったことが、静かに胸にこたえました。責められたわけでも、冷たい言葉を向けられたわけでもありませんでしたが、大変なときに気づかいを向けてもらえないのだと感じたことで、言葉にしづらい失望が心に残りました。弱っているときほど、さりげない気づかいがどれほど大きな意味を持つのかを実感しました。(白熊あずさ/50代女性・主婦)








