
節約のつもりが、まさかの「逆効果」に。物を無駄にしたくない、少しでも安く洋服を買いたいといった気持ちは誰にでもあるもの。お得を求めた結果、思わぬハプニングを招いてしまった3人の失敗談を紹介します。
★関連記事:「痛い!いつもの化粧水がしみる」低刺激な基礎化粧品で湿疹が出た私に皮膚科医が告げた真相
実感したのは予想外のリスク

SNSで「使わなくなったり余ったりしている美容液は、おしりに塗ると美じりを目指せるし、捨てなくて済むからおトク!」という情報を見かけました。私は普段から基礎化粧品を決めて使っているので、試供品をもらっても結局使わずに持て余していました。そんなとき、このアイデアこそピッタリだと思い、実際に試してみることにしました。
塗ったその日は、おしりがしっとり潤って「調子がいいかも!」と感じました。ところが翌日になると、じんましんのような発疹とかゆみが出てしまったのです。
今回の出来事で「おしりでもパッチテストは必要なんだ」と思い知らされました。普段使わない化粧品を軽い気持ちで試すことが、こんな結果を招くとは想像していませんでした。
◇◇◇◇◇
今回の経験から、SNSなどで見かける手軽な美容法であっても、自分の肌に合うか慎重に判断する必要があると学びました。特に、普段使わない化粧品を試す場合は、事前にパッチテストをするべきだったと後悔しました。流行に安易に乗るのではなく、自分の肌と向き合うことが、健やかな肌を保つ上で何より重要だと感じています。
【久野先生からのアドバイス】
今回の出来事は、結果的に「パッチテスト」のような形になりましたね。1点、注意したいのは、おしり(臀部)の皮膚は、顔とは環境が異なるということです。おしりは、座っているときに常に体重で圧迫されたり、下着でこすれたりするなど、摩擦による刺激を強く受けている部位です。そのため、顔では問題なく使えた化粧品でも、おしりでは摩擦などの影響も加わって、かゆみや発疹といった異なる反応が出てしまうことがあります。体の他の部分に試す際も、それぞれの部位の特性を理解しておくことが大切です。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
著者:伏見ひなこ/20代女性・会社員
イラスト:アゲちゃん








