
40代に入った私は、めまいを起こし、病院で診察を受けました。血液検査で異常が見つかったものの、その原因はわからず、薬の補充療法や食事の工夫でやり過ごす日々。その後、大学病院で、手術のようなつらい検査を受けましたが、それでも原因は不明のまま。ところが、念のために受けた簡単な検査で、意外な病気が判明するのです……。【医師解説あり】
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体質なの?4年以上も服薬しながら体調維持
40歳になったばかりのころの話です。仕事中、職場でめまいが治まらず体調を崩した私は、近くの内科を受診。すると血中の電解質が異常に少ないことが判明したのです。
医師は「原因はわからないが、おそらく体質だろう」と話し、薬での補充療法を始めました。
私は服薬を続けるとともに、野菜や果物を多くとるなどして体調を維持。そうやって約4年以上もの間やり過ごしていましたが、血中の数値は、なかなか改善しません。
そんなある日、いつも通り検査と診察を受けると、医師が「一度、大学病院で調べたほうがいい。今回は腎臓の数値も悪いし、電解質が少ない原因もわかるかも」と言います。私は少し不安があったものの、紹介状を持って大学病院へ向かうことになりました。
大学病院で腎生検…痛くてつらくて散々な目に
大学病院の新しい主治医は、原因となる病気を見つけるために、検査の予定を立てていきました。まずは「腎生検」という生検検査。局所麻酔を用いて、超音波(エコー)画像を見ながら背中から針を刺し、組織を採取します。腎生検で現在の腎臓の病態(活動性・慢性化)を直接観察し、もしそれでも原因が特定できない場合は、「遺伝子検査」も考えているということでした。
腎生検は約30分の処置時間でしたが、その後ベッドの上で麻酔から目が覚めると、背中から突き抜けるような痛みと高熱……。痛くて痛くてたまりません。出血リスクを避けるため約6〜12時間は絶対安静。穿刺(せんし)部位の圧迫止血がおこなわれ、少しも動くことができず、私は何度もナースコールを押し、鎮痛剤を投与してもらいながら、もがき苦しみました。
その後、血尿や腰痛が合併症としてあることから数日間入院し、経過観察を経て退院。約2〜3週間は腹圧をかける激しい運動や重労働が制限されるため、私は仕事を休み、なかなか引かない背中やおなか付近の痛みに、ただひたすら耐え続けたのです。








