気付けば終わっていた手術
次に目を覚ましたときには、手術はすでに無事に終わっていました。医師から手術内容や術後の注意点について説明を受け、ようやく現実を受け止めることができました。
思っていたよりも術後の痛みは少なく、「もう終わったの?」と少し拍子抜けするほどでした。後から振り返ると、あれほど緊張していた自分が少しおかしく感じられ、この経験自体がとても貴重なものだったと感じています。
まとめ
今回の手術を通して、技術的な治療だけでなく、医療スタッフの落ち着いた対応ややさしい声かけが、大きな安心につながることを学びました。これからは日々の体調管理にもより一層気を配っていきたいと思います。
医師による解説:急性虫垂炎の症状と早期受診の重要性
一般的に「盲腸」と呼ばれるこの病気は、正しくは「急性虫垂炎」と言います。典型的には、へその周囲やみぞおち付近の痛み・違和感で始まり、時間とともに右下腹部へ痛みが移って強くなることがあります。放置すると炎症が広がり重症化する恐れがあるため、今回のように右下腹部の強い痛みが続く場合や、痛みが次第に強くなる場合、発熱や吐き気を伴う場合には、早めに医療機関を受診することが大切です。
医療現場では、迅速な治療はもちろん、患者さまの不安を和らげる心のケアも大切にしています。突然の宣告に驚かれるかと思いますが、我慢せず早めに専門医へ相談することが、結果として体への負担を抑え、早期回復へとつながります。
監修/渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)
日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。HP:https://tokai-naishikyo.jp/
著者:中村優那/20代女性・会社員
イラスト:あさうえさい
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)







