
娘が中学生だったころ、部活内で部員同士のトラブルが起きました。顧問の先生が部員を集めて話し合いをしたそうですが、娘だけは最後まで何も話さなかったそうです。後日、先生から連絡を受けた私は、娘が抱えていた思いを初めて知ることになりました。
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部活で娘だけが黙っていた理由
中学生の娘が所属していた部活でトラブルがあった際、話し合いの中で娘だけが何も話さなかったことがありました。顧問の先生からは、「娘さんだけが周囲に誤解されてしまうかもしれません」「自分の気持ちを言えないことで、将来苦労することもあるかもしれません」と心配の言葉をいただきました。
私は帰宅後、娘とゆっくり話をしました。すると娘は、「私は言い争いの場面が本当に苦手なの」と打ち明けてくれました。誰かとぶつかる空気になると、頭が真っ白になり、言葉が出なくなるそうです。
さらに、「自分は病気なのかもしれないと思って調べたこともあった」と聞き、私は胸が締め付けられる思いでした。
娘を支えていた兄の言葉
娘は以前、その悩みを兄に相談していたそうです。そのとき、兄はこう言ってくれたと話してくれました。
「普段は普通に話せるんだから大丈夫だよ。言い争う場面で言えなくなるのは、そういう空気ややりとりが苦手なだけだと思う」
「そんな自分を理解してくれないと感じる人たちに、無理して気持ちを話さなくてもいい。自分を理解してくれる人にだけ話せばいいんだよ」
と伝えてくれたそうです。その言葉に、娘はとても救われたと言っていました。
そして娘は、「話しても話さなくても、悪く受け止められると思ったから、私は話さないことを選んだ」と、自分の考えを静かに話してくれました。








