調理前のひと工夫でAGEは減らせる!

さらに山岸先生は、AGEが高いステーキなどのお肉料理も、ちょっとした工夫でおいしくAGEの少ない食品に変えることができると言います。
「最近になり、体内におけるAGEの生成を抑えるものや、腸からの吸収を抑える作用を持つ成分があることもわかってきました」。
レモン汁で下ごしらえ
その成分とは「レモン汁」だそうです。
「お肉の重量の1/4のレモン汁にお肉を1時間ほど浸して下処理をしておくことで、ステーキにしたときのAGE量を約40~60%減らすことがわかりました。
それは、レモンに含まれるクエン酸がたんぱく質と糖が結びつくのを抑え、AGEの生成を抑えてくれるからです。
レモンを買ってきて絞ってももちろん良いですし、市販のレモン汁を活用しても良いでしょう。漬け込んだからといって酸っぱくなることはありません。レモン汁ならさっぱりとした風味がつき、脂っぽいお肉料理がさっぱりとよりおいしくいただけると思います」と山岸先生はアドバイスしてくださいました。
まとめ
老化を抑え込むためには、大好きな肉料理を我慢しなければいけないのかと思いきや、工夫次第で楽しめるということ。老化が気になるこれからは、レモン汁を活用してさっぱりおいしく、ヘルシーにお肉料理を楽しみたいと思います!
監修/山岸 昌一(やまぎし しょういち)先生
金沢大学医学部卒業。医学博士。金沢大学医学部講師、ニューヨーク留学、久留米大学教授などを経て、現在、昭和大学医学部教授。AGEの研究で米国心臓協会最優秀賞、日本糖尿病学会賞、日本抗加齢医学会賞を受賞。『老けない人は何が違うのか』など著書多数。
出典:山岸昌一(2021)『老けない人は何が違うのか』合同フォレスト、山岸昌一(2019)『AGE データブック』万来舎
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