階段を踏み外して骨折!

39歳で高齢出産を経験し、慣れない育児に追われる毎日。産後1カ月のある日、洗濯物の山を抱えて階段を下りていた際、足元が見えず最後の一段を踏み外してしまいました。左のつま先がバレリーナのように内側に向いたままの状態で階段の下に着地してしまったのです。
「グキッ!」という鈍い音が聞こえた気がしましたが、踏み外した直後にはそれほどの痛みを感じなかったため「ただの捻挫」だと思っていました。
数時間後、左足の親指が真っ青になっていることに気付き、その日は湿布を貼って様子を見ました。翌朝、足の親指を見てみるとさらに腫れと青みがひどくなっており、痛みも感じるようになりました。
整形外科でのX線検査の結果、足の親指を骨折していることが判明。足の指は力を入れなければ痛みを感じにくい場所なんだそうで、でもX線写真を見ると、たしかにバキっと折れていました。
先生からは、日ごろのカルシウム不足を指摘されました。「母乳育児は想像以上に栄養分が奪われる。特にカルシウム不足になりやすい」と言われたのです。
先生からは「産後でなければ捻挫で済んでいたかもしれないが、極度のカルシウム不足のためにポキッといってしまったのでしょう」と言われ、産後のカルシウム不足の恐ろしさを感じました。
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産後のカルシウム不足から足の親指を骨折してしまった私。産後に限らず、カルシウムなどはしっかりとっているつもりでも、やはり不足しがちで、不意なけがなどにつながりやすいので注意しなければと実感しました。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
著者:江口 りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
イラスト/sawawa








