
会社という閉鎖空間では、時にドラマやコント以上の出来事が起こるものです。日々真面目に働く私たちの背後で、あるいは目の前で繰り広げられる、笑えるようで笑えない「職場のリアル」。今回は、思わず「こんな人がいるの!?」というエピソードと、「なんて古いシステムなの!?」といった驚きを体験した3人のエピソードをお届けします。
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自分のミスを部下にカバーさせる上司

私の上司は、何があってもとにかく謝らない人です。上司は仕事上よくミスをするのですが、ミスをしても私にカバーさせます。それだけでも腹立たしいのに、さらにまったく謝らないのです。
私が会社のため、少しでも業績を伸ばすためにと思って提案したことも、上司はすべて却下。提案に対して聞く耳を持たず、検討することもまったくしてくれません。
上司はよく連絡ミスもします。そのミスによってあるイベントのお客さんが集まらないという集客に支障を来したこともありました。お客さんが集まらないことで業務がなくなったにもかかわらず、従業員を出社させて待たせるなど本当に失敗だらけ。
最近は会社への連絡もなく、1時間以上遅刻して出勤することがほぼ毎日続いています。こんな人がなぜ役職が付いていて、働き続けられるのかが解せません。
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世の中にこれほどまでのミスをする人はいないと思っていたのですが、まさかの自分の身近にいるため絶望しています。できれば転職したいところですが、それはなかなかできないのが現状です。今の職場環境で我慢せざるを得ず、本当にこの10年間よく我慢したなと思っています。
著者:佐々木七海/30代女性・会社員
イラスト:Ru
緑の文字が躍る給与計算プログラム

私の会社では、今でもCOBOLという言語で給与計算をしています。黒い画面に浮かぶ鮮やかな緑色の文字、キーボードをたたくカタカタという懐かしい音。新入社員のころは「なんて古いシステムなんだろう」と思っていましたが、今では愛着すら感じています。
ある日、システム監査で来た新任の査察官が、この光景を目にして驚いていました。現代のパソコンしか見たことのない人にとって、これは本当に異世界のような光景だったのでしょう。不適切なソフトウェアの有無を確認するために来られたのですが、そもそも見たことのない言語で、このシステムの調査方法がわからず困惑している様子でした。
実は、このシステムを操作できる社員は数名しかいません。私も先輩方から手取り足取り教えていただき、やっと使いこなせるようになりました。もしこのシステムを悪用した場合は、操作できる数名の社員が疑われることになります。そのため、管理する側からすると誰でも使える最新のシステムより、旧式のシステムのほうが安心と言えます。
一見すると時代遅れに見えるかもしれませんが、このシステムにはたしかな良さがあります。新しい技術も素晴らしいですが、古いからこそ持つ価値というものもあるのだと、この経験を通じて実感しています。技術は新旧関係なく、それぞれの持ち味があり、どちらも大切なのだと思います。
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最新技術に目を奪われがちな今だからこそ、長年の実績と知恵が詰まった古いシステムの価値に気付かされました。それを使いこなし、次世代に伝えていくことは、単なる技術の伝承以上の意味を持っているのかもしれないと思いました。
著者:里中武子/40代女性・会社員








