
20代前半から株式投資を続けている私。生活は堅実そのもので、日々倹約を心がけながら資産形成をしてきました。そんな私も、8カ月間交際した彼女と婚約することに。ところが、彼女の実家であいさつを終えた直後、彼女の母から思いも寄らないメッセージが届いたのです――。
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初顔合わせの後に届いたメッセージ
緊張しながらも何とか終えた初顔合わせ。彼女のお父さまは数年前に病気で他界されているため、当日はお母さまのみとお会いしました。そのとき、お母さまが最後まで厳しい表情を崩さなかったことは気になっていましたが、帰宅後、理由がはっきりしました。
スマホに届いたのは、彼女の母からのこんなメッセージでした。
「あなた、無職なのよね?」
「ずっと家にいるって……娘に寄生するつもり?」
どうやら、私の仕事である投資家という働き方が、うまく理解してもらえなかったようでした。
私は慌てて「ご心配をおかけして申し訳ありません。株式投資を主な仕事としており、生活基盤も安定しています」と返信しました。ところが、それでも不信感は拭えなかったようで、「一流の人なら、見た目でわかるような高級ブランドを身に着けて来るものじゃないの?」と続けられたのです。
私は派手なブランド品には興味がなく、きちんとしたジャケットを新調してあいさつに伺ったつもりでした。ですが、お母さまにとっては、身だしなみそのものではなく、「誰が見てもわかる高級品を身につけていること」が信用の基準だったようです。その価値観の違いに、私は少なからず戸惑いを覚えました。
彼女を支えようと思った理由
実は彼女には、交際前から抱えていた約300万円の借入がありました。過去の生活上の事情で抱えたものだと聞いていましたが、交際を始めて間もないころに彼女のほうから正直に打ち明けてくれたのです。私は、その誠実さにむしろ好感を持ちました。
彼女も無駄遣いをせず、毎月きちんと返済を続けていました。そして、私にとって300万円という額は、これまでの投資で築いてきた資産を考えれば、決して無理なものではありませんでした。だからこそ、結婚後は2人で返済しながら生活を立て直していこうと考えていたのです。








