夜や母乳時に鼻息も荒くとても苦しそうになります

新生児は呼吸をしながらミルクをのみます。これは声帯の位置が高いため可能であるとされています。小児や大人は飲水するときに呼吸を止めないと飲めません。声帯が高い位置にあるため、赤ちゃんの声はみんなよく似た声を出します。呼吸をしながら飲むため鼻閉があると飲みづらくなります。また、鼻がつまっても口呼吸がじょうずにできません。「フガフガ」する原因として鼻汁や後鼻腔が生理的に狭いことが考えられます。苦しそうに飲むときは中休みを入れてあげるといいかもしれません。
乳児期になり声帯の位置が低くなるにつれていろいろな声をだすことが可能となります。その代わりに、呼吸と哺乳を仕分けて飲むようになります。吸う力もついてくるので少々風邪をひいても大丈夫になってきます。
生後2週でのけいれんやひきつけは稀ですが、心配なときは動画をとって小児科医にみてもらうのもよいと思います。けいれん・ひきつけの診断の決め手は常に同じパターンの症状であることです（同じことを繰り返しておこす）。いかがでしょうか？