小児科医で3児のママが教えます!赤ちゃんもママも安心・快適なベビーカーは、5つの機能でチェック!
使い勝手やデザインが工夫され、さまざまなタイプが販売されているベビーカー。買い替えしにくいアイテムだからこそ、後悔しないベビーカーを選びたいと思っている人も多いのでは? 今回は3児のママであり小児科医の保田典子先生に、「身体が未発達な赤ちゃんが乗る」ベビーカーとして、押さえておきたい機能と選び方のポイントを教えていただきました。
目次
ここだけは押さえたい ママ小児科医が考える「ベビーカー選びのポイント」!
小児科医 保田典子
値段や使い勝手、デザインなど、ベビーカー選びのポイントはさまざまです。なかでも大切にしたいポイントを保田先生にお聞きすると、「赤ちゃんの特性を理解してチェックすることが大切です」とのこと。「赤ちゃんは未発達な状態で生まれてくるので、大人にとっては些細なことでも大きなストレスになることも。ベビーカーを選ぶときは、赤ちゃんにとって快適で、安全であるかを見極めることが大切でしょう」
そこで、具体的にチェックしたいポイントを、以下に挙げてもらいました。
ポイント1
振動が少ない
「ベビーカーに乗る赤ちゃんにとって、路面からの振動はストレスになり得ます。大きな衝撃でなくても、突然の衝撃やガタつきは予測できない分、不快に感じるでしょう。振動を吸収する機能や走行性のよさは、しっかりチェックすべきポイントですね」
ポイント2
ベルトが簡単にしっかり留まる
「ベビーカーのベルトには、赤ちゃんの安全を確保する大切な役割があります。泣いたりぐずったりしているときにも、焦らず簡単につけられると助かりますね。ベルトの操作が簡単で、だれがつけても確実にしっかり留まるタイプであれば、普段ベビーカーを使い慣れていない祖父母などが操作するときなどにも安心です」
ポイント3
シートの通気性がよい
「赤ちゃんは大人と比べて暑がりで汗っかき。頭、首、背中によく汗をかきます。そのため、赤ちゃんのデリケートな肌を守るため、シートの通気性のよさも大切なチェックポイントです。また、赤ちゃんは体温調節も苦手で、背中に熱がこもりやすいので、熱を少しでも逃がしてくれるような構造だと安心ですね」
ここだけは押さえたい ママ目線の「ベビーカー選びポイント」!
さらに、3人のお子さんのママでもある保田先生に、ベビーカーを使うママ目線でもいくつかチェックポイントを教えていただきました。
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「産後はママ自身、体も心も疲れている時期なので、赤ちゃんの乗せおろしが簡単であるなど、ママがストレスなく使えることが大切です。清潔を保つためにシートの汚れなども落としやすいとよいですね」
赤ちゃんとのお出かけは何かと荷物が多くなりがちだし、ベビーカーでグズってしまったり、シートを汚してしまったりということは日常茶飯事。そんな赤ちゃんとの生活をイメージしながら、使いやすさや機能を売り場でチェックするとよさそうですね。
ポイント4
ママでも持てる軽さ
「ベビーカーは未発達な赤ちゃんが乗るものなので、ただ軽ければいいというものではありません。赤ちゃんにとっての安全性を確保する機能と、ママでも持ち運びしやすい軽さが両立していると使い勝手がいいですよ」
ポイント5
シートが洗濯機で丸洗いできる
「お話ししたとおり、赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗っかき。シートの汗汚れや雑菌などが気になったときに、手軽にシートが洗えると清潔を保てて赤ちゃんは快適、ママも安心ですね。洗濯機などで丸洗いできるタイプだと、ママの負担も軽くて助かるのでは」
【編集部が見つけた、おすすめの商品はこれ!】
編集部おすすめ! 「ラクーナクッション AE」
ベビーカーに乗っている赤ちゃんにとって、道路のちょっとしたデコボコや段差などからくる振動はストレスになり得ます。そんな振動から赤ちゃんを守ってくれるのが、アップリカのベビーカー「ラクーナクッション AE」です。
赤ちゃんとママにとってうれしい機能をご紹介します!
1)赤ちゃんを振動から守る
「ω(オメガ)クッション」+振動吸収設計
デコボコ道や段差、縁石などがストレスにならないよう、車体のぐらつきを抑え振動を軽減する「がっちりフレーム」、振動軽減と安定走行をサポートする「やわらかサスペンション」による振動吸収設計に、振動を吸収する「ω(オメガ)クッション」を搭載。振動吸収力をクラス最上級レベル※1まで高めて、赤ちゃんを振動からしっかり守ります。
※1:A形両対面オート4輪ベビーカー/重量5.8kg以下/2019年~2021年国内発売品/店頭価格4万2千円以上/小売り専売品を除く商品群との比較において(2022年1月ニューウェルブランズ・ジャパン調べ)
2)着脱ラクラク「イージーベルト」
アップリカが開発した「イージーベルト」は、マグネットの力で、近づけるだけでパッと装着できる画期的な機能。操作が簡単で、スピーディーにしっかり止まります。急いでいるときや赤ちゃんがグズグズしているときも、ラクに着脱できるからママの負担が軽減。
3)Wサーモメディカルシステム+メッシュベースシート
本体シートの背中部分の厚み30%アップ※2
赤ちゃんの背中からお尻が乗る部分のベースシートがメッシュになって通気性がアップ。背もたれに設置された通気口と反射板が温度上昇を防ぐ「Wサーモメディカルシステム」とともに、赤ちゃんの未発達な体温調節機能を補います。本体メッシュシートの中には通気性とクッション性を兼ね備えた「シルキーエアー」を採用、背中部分の厚さが30%アップでふわふわに! 赤ちゃんの乗り心地がアップしました。
※2:ラクーナクッションAD (2021年モデル)に対して
4)重さは5.3kg!
赤ちゃんの安全性を確保する機能はキープしたまま、さらに軽量化を実現。ママでも持ち運びがラクにできる5.3kg! これなら赤ちゃんを抱っこしたまま持ち運ぶこともできますね。
5)洗濯可能
シートは取り外して洗濯機※3で洗えます。肌トラブルの原因となる汗汚れや雑菌などが気になったら、すぐに洗って清潔をキープできて安心。赤ちゃんも快適です。
※3:洗濯ネットに入れ、液温30℃を限度とし、洗濯機の弱水流で洗ってください。ねじり又は絞りは禁止です。また、乾燥機のご使用はお控えください。
ここも注目!
レザー調ハンドル
ハンドルは、高級感のあるレザー調ハンドルです。おしゃれな見た目で満足感がアップして、お出かけのたびにママの気持ちもアップ。
持ち運びラクラク
ベビーカーを折り畳んだときに、フロントガードが持てる※4仕様に。ベビーカーの持ち運びが簡単でラクにできます。
※4:折り畳み時に限ります。
※イメージ図
まとめ
いかがでしたでしょうか。ベビーカーを選ぶ基準はさまざまですが、保田先生より、なかでも大切にしたいのは、大人とは異なる特性を持っている赤ちゃんの快適性や安全性ということでした。ベビーカーを選ぶときは、①デコボコ道でも快適に走行できるように、振動を吸収する機能②さっと止められる簡単で使いやすいベルト、③汗っかきな赤ちゃんのために通気性の良いシート、④ママでも持ち運べるくらいの軽さ、⑤洗濯機で丸洗いができるシート。これらが備わっているかチェックしてみましょう。
ベビーカーでのお出かけは、赤ちゃんにとって好奇心を刺激する大切な時間。ママも赤ちゃんも安心してお出かけを楽しめるベビーカーを選んでくださいね。
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2022年4月7日(木)~ 5月18日(水)23:59
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保田典子
小児科 高円寺こどもクリニック院長
プロフィール
2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。