助産師が教える沐浴の簡単ステップ!新生児の肌に大切な「洗う保湿ケア」【医師監修】
新生児の肌はバリア機能が未熟でデリケートなため、沐浴でも保湿性の高いベビー用の洗浄料を使って、うるおいを守りながらきちんと汚れを落とすことが大切です。どんな手順でおこなえばよいのか、「シミズマタニティクリニック」の沐浴指導にママと一緒に参加し、助産師の人見未希さんに教えてもらいました。赤ちゃんの肌の特徴や洗浄料の選び方も併せて紹介します。
沐浴指導してくれるのは…
人見未希 さん(シミズマタニティクリニック助産師)
2歳と4歳の子どもを持つママ助産師。助産師歴は13年目で、看護実習生時代から産院での沐浴指導を行っているベテランです。
沐浴指導監修/鮫島志津子さん(シミズマタニティクリニック助産師長)
沐浴に必要なアイテムはあらかじめ準備して
「沐浴は赤ちゃんの体力を消耗させないためにも、5~10分を目安に済ませましょう。沐浴で使うものの他に、着替えや保湿剤などもあらかじめセットしておくと、湯冷めの心配なくスムーズに入浴後のお世話ができます」(人見さん)
用意するもの
- 湯を張ったベビーバス(湯温は38~40度)
- 洗浄料
- 片手桶
- 沐浴布(赤ちゃんの体を覆う。ガーゼで代用可)
- ガーゼ
沐浴指導で使った洗浄料は「アトピタ 保湿全身泡ソープ」
「沐浴では頭も体も一連の流れで洗います。1本で全身が洗える洗浄料を使うとスムーズですよ。泡立てるのが大変なときは、泡で出るタイプの洗浄料を使うと便利です。
また、沐浴時に必要な皮脂まで洗い流してしまうと肌がカサカサに。低刺激かつ保湿性のある洗浄料がおすすめです」(人見さん)
助産師が教える沐浴のステップ
1:顔を洗う
「洗浄料を使ってやさしく顔を洗いましょう。手で湯をかけて泡を流します。まぶたの上から下に向かって湯をかけると赤ちゃんは反射で目を閉じるので、湯が目の中に入る心配はありません」
2:頭・耳を洗う
「指の腹でやさしく洗います。後頭部は背中と一緒に洗えばいいので、この段階では洗いやすい側頭部~前頭部だけで構いません。洗い残しが多い耳、耳の裏も洗いましょう。
かけ湯もしくはシャワーで泡を流したら、湯を絞ったガーゼで頭を軽く拭きます」
3:首を洗う
「首のしわの奥はとくに汚れやすいところ。中指と人差し指、親指でVの形をつくり、指で泡をしわの奥に伸ばしながらやさしく洗います」
4:腕~手のひら、上半身、太ももを洗う
「赤ちゃんの腕をやさしくつかみ、くるくると手首を回しながら腕全体を洗いましょう。おなかはマッサージをするように『の』の字を書きながらやさしく洗います。太ももは湯の中に入れたままで構いません。腕と同様にくるくると手首を回転させながら、太ももから足先に向かって洗いましょう」
5:赤ちゃんの体勢をあお向けからうつ伏せにし、背中~おしりを洗う
「体の前面を洗い終えたら、赤ちゃんの頭を左手で支えた状態で、右手で赤ちゃんの左わきを持ちます。両手で赤ちゃんの体をサンドイッチするように支えたら、ゆっくりと前に倒しましょう。このとき赤ちゃんの顔が湯に浸からないように注意してください。
うつ伏せになったら、首の下から背中まで、上から下に向かって洗います。後頭部もこのとき一緒に洗いましょう。汚れやすい肛門も泡をつけてやさしく洗ってください」
6:そけい部~股の部分を洗い、全身を流す
「かけ湯もしくはシャワーで背面の泡を流したら、赤ちゃんをあお向けに戻します。そけい部を洗ったあと、股の部分をやさしくなでるように洗いましょう。最後に首の下から全身に、かけ湯をするかシャワーをして泡を流します」
沐浴おしまい★
「袖を通した着替え(肌着+ベビーウエア)の上にバスタオルを置いておくと、入浴後の保湿ケアや着替えがスムーズです」
助産師に聞いた「アトピタ 保湿全身泡ソープ」の感想は?
「泡がやわらかく、すーっと伸びていきます。ぬるつきが少なく泡切れも良いので、つるっと滑ることなく新米ママも洗いやすいのではないでしょうか。汚れをすっきり落としながらも必要な皮脂を程良く残していて、洗った後の肌はしっとりとしています」(人見さん)
沐浴指導でよくある質問Q&A
新米ママから多く寄せられる質問に助産師の人見さんが答えます。
- Q:大人と同じ洗浄料を使っても良い?
- A:洗浄成分によっては、赤ちゃんの肌の負担になったり、皮脂を取り過ぎてしまうことがあります。ベビー用の低刺激性の洗浄料を用意すると安心です。
- Q:沐浴中に赤ちゃんが泣いてしまったら中断したほうが良い?
- A:泣いても沐浴は続け、できるだけ手早く済ませましょう。空腹のときはぐずりやすく、授乳のすぐ後は吐き戻してしまうことがあります。授乳と授乳の間におこなうと良いですよ。
- Q:洗浄料が目や口に入ったらどうする?
- A:その都度ガーゼでそっと取り除けば大丈夫。赤ちゃんはすぐに手を口に運ぶので、手の泡は早めに流すようにしましょう。
赤ちゃんの肌をやさしく洗うためのベビー用洗浄料の選び方
赤ちゃんの肌は未発達でデリケートです。どんな洗浄料を選べば良いか、シミズマタニティクリニックの清水良美院長に聞きました。
洗浄料で「乾燥させない」ことがとても大切
「肌の一番外側にある角質層は、外部刺激から肌を守る役割があります。ところが、水分・皮脂が減少して肌が乾燥すると、角質層に隙間ができてしまい、バリア機能が低下。刺激物が肌内部に侵入して、肌トラブルを引き起こしやすくなります。
赤ちゃんの肌は未発達で乾燥しやすいことから、脂漏性湿疹、新生児にきび、あせも、おむつかぶれなど肌トラブルを繰り返しがち。習慣的に保湿ケアをおこなうことはもちろんですが、乾燥肌対策には洗浄料で皮脂を落とし過ぎないように、洗浄料の成分表示を確認することも重要です。
ベビー用洗浄料を購入するときは、やさしく洗えるアミノ酸系洗浄成分のものを選ぶと良いでしょう。肌への摩擦もカサカサ肌の原因になるので、泡立ちの良い洗浄料がおすすめです」(清水院長)
「アトピタ 保湿全身泡ソープ」で「洗う保湿」ケア
肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんは、顔や体を洗うときに肌に必要なうるおいまで流れてしまいがち。けれどアトピタの保湿全身泡ソープなら、皮脂を取り過ぎることなく、洗い上がりの肌をしっとり整えます。
ポイント1:肌本来のうるおいを守る保湿成分をプラス
植物性アミノ酸系のマイルドな洗浄成分を使用。さらに、ママのおなかの『胎脂』に含まれている成分に類似した「うるおい補給成分※1」と「天然成分ヨモギ葉エキス」を保湿成分として配合し、洗い上がりの肌をしっとり整えます。
ポイント2:新生児の肌もやさしく洗える肌あたりのやわらかいクリーミーな泡
肌あたりのやわらかい、きめ細かくクリーミーな泡で顔、体、髪をやさしく洗うことができます。さらに香料、着色料、防腐剤は無添加でアレルギーテスト済み※2。新生児から使えるように、低刺激性にこだわっています。
「アトピタ 保湿全身泡ソープ」の口コミをチェック
- 洗いやすく新生児から使えるので助かります。ドラッグストアなど、どこでも購入できるのもよかったです。
- 泡で出てくるので簡単。香料・着色料・防腐剤が無添加、アレルギーテスト済みで赤ちゃんの肌にやさしいです。そのせいか、うちの子はこれまで目立った肌トラブルが起きていません。
子どものあせも対策にアトピタを使っています。「アトピタ 保湿全身泡ソープ」は泡がきめ細やかで、さっとすすぐことができて泡切れも良いです!
保湿と低刺激にこだわったアトピタスキンケアシリーズ
「アトピタ」はカサカサ・かゆかゆから赤ちゃんを解放してあげたいとの想いから、30年以上前に誕生したスキンケアブランド。多くの先輩ママたちから支持され、マザーズセレクション大賞を受賞しています(2014年・2021年受賞)。
肌トラブルの原因となる水分、油分不足に着目し、すべてのアイテムに『胎脂』に含まれている成分に類似した保湿成分と昔から生薬として知られているヨモギを保湿成分として配合しました。デリケートな肌に使うものだからこそ低刺激性にもこだわり、乾燥しやすい赤ちゃんの肌をやさしく守ります。
まとめ
ママ・パパよりもずっと乾燥しやすい赤ちゃんの肌。「保湿」というと、保湿剤ばかりに目が行きがちですが、毎日のおふろで使う洗浄料選びも大切です。しっとり洗える「アトピタ 保湿全身泡ソープ」を使って、赤ちゃんの肌を乾燥から守ってあげましょう。
清水良美 先生
産婦人科|シミズマタニティクリニック院長
日本大学医学部産婦人科入局後、銚子市立病院産婦人科医長、国立立川病院産婦人科医長、同愛会病院産婦人科部長などを経て1994年より清水産婦人科クリニック開業。1999年にシミズマタニティクリニックを開設。産婦人科専門医として地域の医療活動に全力で取り組む。
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