どんな夫婦にも、結婚に至るまでには、さまざまなストーリーがあるもの――。
年子の娘ちゃんたちのママさんである白目みさえさん。彼女の夫は大学時代の同級生です。2人は大学時代からお付き合いを始め、社会人になるのを機に同棲を開始。しかし、同棲を始めて1年ある事件が!? 白目みさえさんが、プロポーズされるまでの記録をつづります。
白目みさえです。職業は心理師(カウンセラー)で年子育児をしています。
そんな私と夫のプロポーズエピソードです。題して「プロポーズできるかな?」。
では、本編をどうぞ!
私はとっくに内定が出ていたので、職場も確定していました。一方、夫は職場が決まらず…。
同棲することだけは決まっていて、私の住んでいたアパートはとっくに解約の約束をしているし。とにかく新居を見つけなければならないのに、場所が決められない……!結局「乗り換えに便利なところ」を選んで契約したあとに夫の職場が決まりました。
仕事始めまであと数日のタイミング。
ほんとミラクル。
ギリギリでいつも生きていたい人。
乗り換えに便利だとはいえ、夫は職場まで1時間電車に乗って通うことになりました。そんな生活が続いたある日……
もうほんまに……なんでやねん。なんの話やねん。
何年生きてきてん。なんでこのタイミングになるまで気づかへんねん。
もう「ああ…そう…」としか言えへんがな。
マジで「ときめきの無駄遣い」……。
でも夫のビックリ発言はこれだけで終わらなかったのです。
いや、ホンマにどういうことやねん!
電車苦手なんはわかるけど、私の仕事はどうすんねん。そもそも仕事が決まるのがこんなにギリギリだったからこんなことになったんちゃうんかい。無計画にもほどがありません…?
そしてここから、どうやって「プロポーズ」にいくねんって思うでしょ?
それがいくんですよ……、次回へ続く。
◇ ◇ ◇
神妙な面持ちでの「大事な話がある」は、「もしかして……?」と期待してしまいますよね。しかし、その期待は裏切られ「電車の乗るの、嫌いやねん」というまさかの言葉にみさえさんは凍りつきます。同棲を始めて1年、彼が「引っ越さへん?」と言い出して……。
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