夜勤の方と交代で現れた助産師さんがミロチさんの経過を確認・子宮口を見て、「促進剤入れてから結構経つのに、子宮口開くの遅くないですか?」と素朴な疑問をぶつけてきました。さらに、「思い切ってやっちゃおう。卵膜破りますね〜」と、助産師さんによって卵膜が破かれました。
ミロチさんが、羊水が出ることで赤ちゃんが苦しくならないか心配していると、「羊水って意外と減りは遅いんですよ。ミロチさんはお腹が大きかった分、羊水も多かったので何も問題ありません」と助産師さんに言われて安心していたのですが……
2人目は巨大児 第46話
予定通りであれば、紹介状をもらって総合病院へ行くはずだったミロチさん。
しかし、医師から
「総合病院へ行く話だけど、もうこのままここで出産することになりました」
と、告げられました。
「ミロチさんの体やお産の進み具合、経過を考えて決めたんだ」
「普通分娩で産むことになるからちょっと大変だけど、あとは僕に任せて出産に集中してください」
ずっと通っていた個人病院での出産を一度は諦め、緊急帝王切開にも対応できる総合病院での出産に気持ちを切り替えていましたが、担当医の言葉を聞いて「わかりました、お願いします」と、改めて個人病院の産婦人科で出産する覚悟を決めました。
医師から「産むときの呼吸がすごく大切になってくるから、またそのときに教えるよ」と言われたミロチさん。
「呼吸ってそんなに大事だっけ?」と思っていたミロチさんを、突然とんでもない痛みが襲ってきて……!?
次回、子宮口が開いて一気にお産が進んだら、自我を保つのに精一杯になって……!?
監修/助産師REIKO
-
前の話を読む45話
「うーん、思い切ってやっちゃおうかな…」って?何を?助産師さんが豹変し…【2人目は巨大児45】
-
次の話を読む47話
「産んでるのは私だから!」立ち会い中のパパに鬼の形相で怒ったワケとは…【2人目は巨大児47】
-
最初から読む1話
「2人目なんて無理!」と言っていたのに妊活しよう!?まさかの豹変ぶりに唖然…【2人目は巨大児 1】