柳田産婦人科医院(宮崎県日向市)インストラクターインタビュー
地域密着の“わが家のホームドクター”として
柳田産婦人科医院は宮崎県日向市にあり、病床数は12床の産婦人科医院です。昭和33年に開院し、今の建物は平成4年にリフレッシュしたものです。
院長の柳田謙一先生は、鹿児島県出身で、宮崎大学にて麻酔科医を経て先代の跡を継ぎ、今に至っています。
コミュニケーションの場を提供
とてもあたたかい雰囲気で、アットホームな印象を受ける柳田産婦人科医院では、ママ同士のコミュニケーションの場の提供にも力を入れています。隣接する専用スタジオ「まむ’s CLUB」では、冒頭でご紹介した専任のインストラクターに長野さんを迎え、ベビーマッサージやアフタビクスなどの教室を開催しています。
長野さんは、九州保健福祉大学の非常勤講師をする一方で、各方面でも指導をしており、とても多忙な中、週1回は柳田産婦人科医院にて指導をされています。
教室に来るママたちは、長野さん持ち前のポジティブさや明るさに影響を受け、リラックスできる空間の中、和気あいあいとしていました。また、教室を手伝っているスタッフの中には、「出産時には、ここでマタニティビクスを受けていました」という、長いお付き合いの方も多く、より深いコミュニケーションを感じ取れました。
専任インストラクターによる各種教室
きめ細かいフォローのために
通院される方々に対して、スタッフそれぞれがきめ細かく、そして、あたたかく見守りながら、フォローしている柳田産婦人科医院。取材の際に、受付でも厨房でも、スタッフのみなさんが笑顔であいさつしてくださったことが印象的で、テキパキと対応してくださいました。スタッフへの教育にも力を入れており、その教育が浸透していることが伺えました。
できるだけ地産地消。産院ごはんの食材へのこだわり
柳田産婦人科医院では、8割ぐらいの食材はすべて地元のものを使っています。それだけでなく、野菜やハーブなどを自家農園で育てるほどのこだわりを持っています。
食事のメニューについては、毎日欠かさずスタッフがミーティングを行い、鮮度や旬のものなど、さまざまな角度から検討し、週単位での献立を作るそうです。お正月やひなまつりなどのイベントに合わせた行事食も夕食時に提供し、非常によろこばれているとのことでした。また、退院時にはとことんぜいたくに、ステーキもしくはお刺身を味わえるうえに、豪華なデザートまで提供しています。
「実際に自分が食べて、本当においしいものを提供していきたい」と口をそろえてお話しされていた厨房の方々。ふだんの料理は、薄味でもコクを出すことでしっかりと味を感じていただけるように工夫していて、盛り付けも創造性を持って行っているとのこと。
院長の奥さまである事務長も、直接指導しつつ、日々よりよいものを提供できるように心がけておられるそうです。
そんなスタッフの気持ちが通じ、アンケートにも「彩りよく、工夫された料理でおいしかった」「レシピを教えてください」という声が集まるのだそうです。
アットホームできめ細かいフォローをモットーとしている柳田産婦人科医院に、これからも目が離せません。