桂川レディースクリニック(滋賀県大津市)産院ごはん
絶好のロケーションでいただく、最上の鉄板焼き!
雄大な琵琶湖を臨むレストランルームからのロケーションはすばらしいです!そして、そこでふるまわれるのが、服部シェフ自らが、鉄板の前で焼き手となって提供されるお祝い膳です。取材時に、実際にふるまっていただきましたので、お写真でお楽しみください。
目でも味でも楽しんでいただくための工夫がたくさん
服部シェフに、桂川レディースクリニックで提供する産院ごはんについて、その特徴を伺いました。産院ごはんへのこだわりを細かに教えてくださったのと同時に、お話上手な服部シェフの話に引き込まれてしまいました。
「桂川レディースクリニックは産婦人科ではありますが、病院の食事ということを感じないように、“入院中の患者さまが、お料理を目でも味でも楽しんでいただけるようなお食事の時間にする”ということに気を配りながら、工夫をしています。
食材も新鮮なものを選ぶのは当たり前ですが、化学調味料も控えることで、安全・安心で、体にやさしいものになるように、ダシやコンソメもすべて自分たちで作っています。
そういった下準備も大切にしていますが、なんといっても、温かいものを温かいうちにお召し上がりいただく、鉄板焼きのライブ感をぜひ体験していただきたいと思います」
取材日のお昼ごはんは彩りよくバラエティー豊かなメニュー
「すべての食事はお米、お野菜、お魚やお肉にもこだわっていますが、もうひとつの工夫として、陣痛中の妊婦さんに向けた“陣痛食”という食事を開発しました。“片手で食べられるお食事を”という看護師の言葉がきっかけで、サンドイッチとおにぎりを準備しました。
その後、サンドイッチは具がこぼれやすいのでロールサンドになり、さらに陣痛中、すぐに食べられない状態もあるとの声があがり、傷みにくくするため、一度火を入れた温かいホットロールサンドへと進化していきました。
また、おにぎりも最初はボリュームを重視した大きなおにぎりでしたが、こちらも、いつまた陣痛がくるかわからない状況だと食べきることができないという声をもとに、サイズを小さく口に頬張りやすい形に進化させていきました。
それに加え、スムージーをつけたり、フルーツをつけたり、こぼれない容器に変えたりと、常に改善を心がけています。患者さまの感想をいただきながら、常に最良のものをお届けしたいんですよね」と服部シェフ。患者さまとの対話を常に大切にしながら、お料理を提供されている服部シェフならではの追求心には関心させられました。
専任パティシエが毎日違ったおやつを提供
桂川レディースクリニックでは、なんと!専任のパティシエールがいらっしゃるとのこと。おやつについてのこだわりを、専任パティシエールである末廣シェフに伺いました。
「桂川レディースクリニックは、産婦人科。入院されているのは全員女性ですので、味はもちろんですが、見た目も大事にしています。また、母乳への影響も考慮しながら、毎日違ったおやつメニューを提供させていただいています。
素材それぞれの味を引き立たせるために、素材の組み合わせを試行錯誤し、一般的な型にはまらず、“食べてもらったときの感動”を楽しみにしてもらえるようにしています。
たとえば、ブランマンジェであれば、一般的にいちごのソースなど、ベリー系のソースがかかっていることが多いですが、栄養面なども考慮し、ソースには『黒ゴマ』を使っています。さらに、通常のブランマンジェだと黒ゴマの風味が勝ってしまうため、ブランマンジェに少しだけココナッツを入れ、コクをプラスします。そうすることで、ブランマンジェも黒ゴマのソースも、どちらも際立つものになるんです。
そして見た目については、“つい写真に撮りたくなるもの”に仕上がるよう、ときには本やインスタグラムなどをお手本に、工夫を凝らしています。また、おやつと一緒に提供する飲み物にもこだわり、いろいろな紅茶や日本茶を提供しています」
末廣シェフのお話から、おやつに対する徹底的なこだわりが伺えました。いただいたおやつは、華やかな見た目で、実際にいただくと期待以上のおいしさでした。
ぜひ、非日常の体験を!
桂川レディースクリニックの産院ごはんはいかがでしたか?眼下に広がる琵琶湖の景色も絶景で、目の前で作られるお料理も感動するほどの仕上がりでした。ぜひ桂川レディースクリニックで、ご出産してみませんか?