生理不順と体調不良は更年期障害のせい?

5
妊娠・出産のQ&A

生理不順と体調不良は更年期障害のせい?

現在43歳です。体調が優れないなか、年少になる双子を育児しており、体力的にも精神的にもキツいです。一番つらいのは、生理の1週間ほど前から始まる極端なイライラです。普段は優しく受け答えができるのに、その間は子どもが近寄ってくることさえ嫌になり、朝から晩まで怒ってしまいます。
体調も思わしくなく、めまいがしたり、頭痛・肩こり、胸やけ、手のひらが熱いと思うと足が冷たかったり、だるくて食事の支度にも時間がかかります。尿もれもかなり頻度が高く、物忘れもひどくなりました。
35歳で結婚する前、生理周期は27日でした。結婚後から徐々に周期が短くなり、産後(結婚6年後)には23日周期が2年以上続き、最近は33日になったかと思うと、次は19日となる生理不順になりました。次の生理開始日を予測できないため、またいつ心身の不調が訪れるのかと不安でなりません。まだまだ甘えたい盛りなのに、自分の体調不良に振り回され、子どものことまで気を回すことができません。
現在は、市販の漢方薬を食後に服用していますが、それほどの改善を感じません。これは、更年期障害なのでしょうか? 乗り切るために必要なこと、またメンタルケアや子どもへの接し方について教えてください。

 

この方の症状は、更年期障害よりも「月経前症候群」が考えられると思います。月経の10日~数日前から心身の変調を感じ、日常生活に支障をきたすものの、月経開始とともに症状が消滅する状態を「月経前症候群」と呼びます。エストロゲン、プロゲステロンの女性ホルモンの不均衡に加え、環境の状態や個人の性格なども関係して発症しやすくなるようです。代表的な症状には、情緒不安定、集中力低下、うつ状態、頭痛、不眠、不安感、乳房痛といった不調があります。
婦人科を受診して相談すると、血液検査やホルモン検査などを始めとした各種検査が行われ、治療方針を検討してもらえます。一般的には、漢方薬、ホルモン剤、精神安定剤などの組み合わせにより、改善していくことが多いです。
育児に関しては、母親が元気で、余裕を持って楽しみながら行うのが理想的です。しかし、現実的にはなかなか思うようにはいきません。まして、双子は単純に「2人分の子育て」という訳にはいかず、体力的にも消耗しがちです。お子さんの成長とともに育児は楽になっていきますが、学校や進路のことなど、次々に新しい心配が襲ってくることと思います。気が休まる暇もありませんが、みな思考錯誤を繰り返し、育児を通じて母親も成長していくのだと思います。
まずは体調を元に戻すことが先決ですので、まずは婦人科を受診してご相談ください。育児に関しては、ご家族にもぜひ協力していただきましょう。1人でつらさを抱え込まないことです。人に気持ちを打ち明けるだけでも、気分が軽くなると思いますよ。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

このQ&Aにいいね!しよう

いいね!
5

現在ログインしていません。

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。

ベビーカレンダー監修者はこちら

  • 天神先生
  • 三石先生
  • 池谷先生
  • 小枝先生
  • 松井先生
  • 太田先生

あなたも質問してみませんか?

ご投稿いただいた質問に、頼れる専門家が回答いたします。気になる悩みや疑問をお寄せください。