晩ごはんの準備をお願いすることに
普段、晩ごはんの準備は私がおこないます。ところが、この日はほかの家事などに追われて忙しかったため、夫にカレーの準備をしてもらうことに。
夫は料理などの家事を進んでやってくれるタイプなので、その日も快く晩ごはんの準備を引き受けてくれました。
カレーを準備している最中、夫が「カレーのルゥってどれくらい入れるの?」と質問してきたので、私は「半分でいいよ!」と答えました。
そして私がほかの家事をこなしている間に、夫がおいしそうなカレーを準備してくれたのです。
カレーを食べて違和感
夫が晩ごはんの準備をしてくれたおかげで、とても助かりました。しかし、夫が作ってくれたカレーを食べてみてびっくり。そのカレーはとても水っぽく、味が薄かったのです。
しかし、一生懸命作ってくれた料理に対して、味が薄いなんて言えません。「カレーのルゥを少なめにした?」と聞いてみますが「いや半分入れたよ」とのこと。「水の量がいつもより多かった?」という質問に対しても「いつも通りだよ」と、会話は平行線で……。
おかしいと思って、残ったカレールゥを確認すると、1箱のうち4分の3ほどルゥが残っていました。夫は1箱のうち4分の1しかルゥを入れていなかったのです。
捉え方の違い
残ったカレールゥを見て、私が「半分も入れてないじゃん」と言うと、夫は「半分入れてるよ」と言います。どうやら「半分」の捉え方が夫と私で異なっていたようで……。
わが家では、1箱にトレー2つ分のカレールゥが入っているタイプのものを使っています。私はカレールゥ1つ分=1箱分と捉えていたのですが、夫はカレールゥ1つ分=トレー1つ分だと思っていたのです。
そのため、私が1箱のうちの半分を入れてほしかったところを、夫は1トレーのうちの半分しか入れなかったのだ、と理解できたのでした。
このカレールゥ事件は夫婦の間で思い出しては笑えるいい思い出になっています。「すれ違っているかも?」と気づいたときに、2人でしっかりと話し合って、理解し合うことが大切なんだなと思った出来事です。
著者:柴井旅子/女性・主婦
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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