手紙などの書類の整理
私は昔の手紙やノートを取っておくタイプです。それ以外にも買い物の明細や診察券など、そのときに使わない物でも何となく机の引き出しに入れておいていました。産休を取ってからは体調も安定していてやることもなかったので、書類の整理をしました。
赤ちゃんを迎えるにあたり、いらない物といる物に分けて思い切って捨てました。捨てすぎたかなと思いましたが、これが正解。出産後は予防注射や保育園関係など、次々と書類が増えたからです。
洋服の整理
マタニティウェアをわざわざ買うのはもったいないと思っていた私は、買うか迷っていました。しかしタンスを見ると、マタニティウェアとして使えるダボッとしたワンピースやチュニックが。マタニティウェアを買わずに、持っていた服で妊娠期間を乗り切りました。さらにチェックをすると、何年も着なかった洋服も眠っていました。
そこで、洋服も2年着なかったものは捨てるというルールを決めて、一気にゴミ袋へ。これも正解。出産後は、スリーパー、ベビーキャリアなど赤ちゃん用のアイテムが一気に増え、収納スペースが必要になったからです。
適度な断捨離が◎
物をガンガン捨てていた私ですが、失敗したと思うこともあります。それは「捨てすぎた」ということ。私は母乳がたくさん出たのでTシャツが汚れてしまったり、子どもを抱っこしてうんちを漏らされたり……。好きな服を取っておいたのですが、汚れて良い服も取っておくべきでした。また、離乳食が進むと今度は床も汚れます。いらない服をぞうきんにできたかもしれないと思いました。
書類については再利用することはなかったので、捨てて正解。しかし、あとから「こんなことにも使えたんだ」と思うこともあるので、断捨離もやりすぎないことがポイントだと感じました。
出産後は生活がガラッと変わり、赤ちゃん中心の生活で自分の時間もあまり持てなくなりました。妊娠中に身辺整理をしておいてよかったと思います。これからは子どもの物が増えて収納スペースがなくなりそうなので、不要な物は捨てる習慣をつけたいと思います。
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監修/助産師REIKO
イラスト/おもち
著者:成谷 凛音
仕事をしながら1歳の女の子を子育て中の母。夫はスペイン人。臨床心理士として活動しているほか、書籍(著書:『輪廻の羽根』/文芸社)や記事の執筆などをおこなう。