「抱き枕」につわりや腰痛を和らげる効果があるのをご存じでしょうか? どんどんおなかが大きくなり、胃が圧迫されて寝苦しいときにも、抱き枕はとても役に立ちます。そんな妊婦さんの強い味方の抱き枕。どんな効果があり、またどのようなものを選ぶべきなのでしょうか?
「抱き枕」は産前、産後にも大活躍!
妊娠中、おなかが大きくなってくると寝返りするのがつらくなる方もいます。また、おなかが大きく重くなって、腰を痛めてしまう方も。つわりで一日中寝込んでいるという方は、寝苦しいと休まりません。抱き枕には、横になっているときのつらいママをサポートしてくれる効果があります。
妊婦さんが使う場合は、両膝に抱き枕を抱えて横になる姿勢がおすすめです。両膝が苦しいという方は、片膝でも大丈夫です。これは“シムスの姿勢”といい、おなかの圧迫を防ぐのと、血液の循環が良くなり呼吸もラクになると言われています。抱き枕を使うことで、この姿勢をラクにとることができるのです。
産後の抱き枕は、そのまま使用することもできますし、赤ちゃんの授乳枕としても利用できます。「ちょっと寝苦しくなってきた……」そう思ったタイミングで準備しても良いですね。
デザインや中身の素材もさまざま!
抱き枕の種類はさまざまで、見た目のデザインはもちろん、カバーや中身の素材も千差万別です。
一番、オーソドックスな形は三日月型(バナナ型)。こちらは体に密着して抱きつきやすい形状になっています。他にも、産後に授乳枕として使うことを意識したC型、ぬいぐるみのような動物型の抱き枕などがあります。
枕の中身の素材も、発泡スチロールを小さくした極小ビーズ入りでフィット感に優れたものや、低反発ウレタン素材を細かく粉砕した“スノー低反発”によってゆっくりと柔らかく体が沈み込むものなど、さまざまです。
カバーも、お馴染みのポリエステルから、ストッキング素材のナイロン、触り心地の良い綿などがあります。このように抱き枕の種類によってさまざまな特徴があります。ご自身の好みに合わせた抱き枕を選びたいですね。
「抱き枕」は自分の体形に合ったものを!
抱き枕を選ぶときの注意点として、自分の体にフィットしたものを選ぶようにしましょう。体形に合わない抱き枕を購入してしまうと、うまく横になれなかったり、逆に腰などを痛めてしまったりする可能性があります。
一般的に抱き枕の大きさと身長の目安として、Sサイズであれば150cm前後の方、Mサイズであれば160cm前後、Lサイズは170cm以上や男性の方向けとされています。ちなみにSサイズよりも小さい、子ども向けのものも販売されています。
「夫婦で使おうと思ったけど、Lサイズは大きすぎて使えなかった!」となってはもったいないので、抱き枕の大きさは事前にきちんとリサーチするように気を付けたいですね。
逆に上記の目安に合わなくても、店頭で大きさを確認してご自身が「これなら寝やすそう!」と思えば、使用しても大丈夫。ママがラクに寝られるのが一番です。
今、ママたちに人気の抱き枕はこちら!
抱き枕は産前だけでなく、産後も活躍する優れたアイテムです。つわりや腰痛、寝不足などで産前産後も大変な時期が続くママの体。少しでもラクになるように、体に合ったお気に入りの商品を見つけてくださいね。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。