初めての育児だと、たくさんあるメーカーの中から、どの粉ミルクを選べばいいか迷いますよね。混合栄養のママや仕事復帰を考えているママなどにも、粉ミルクは欠かせないアイテムです。今回は、粉ミルクを選ぶ際に役立つポイントをご紹介します。
▼この記事で紹介する「粉ミルク」▼
粉ミルクとは?
いろいろな事情で母乳があげられないときや母乳が足りないとき、子どもを預けた際にママを助けてくれる育児用粉ミルク(乳児用調整粉乳)。ママの母乳に少しでも近付くように改良が重ねられ、作られています。
調乳のしかたもかんたんで、消毒した哺乳瓶に粉ミルクを専用スプーンで必要分入れたあとにお湯(70℃以上)を加え、乳首とフードをつけて哺乳びんをよく振って溶かしたあとに、体温と同じくらいまで冷ませばできあがりです。
多くの商品には、分量もとても分かりやすく記載されており、専用スプーンもついているので使いやすくて便利です。
粉ミルクにはコストや手間がかかるといったデメリットもありますが、誰でも授乳ができる、ママが授乳に影響する可能性のある薬を飲むことができる、腹持ちがいいなどのメリットがあるといわれています。
どうやって粉ミルクを選べばいいの?
市販の粉ミルクを選ぶ際に、いちばん大事なことは、選んだ粉ミルクを赤ちゃんが飲んでくれるかどうかです。哺乳瓶の乳首によっても飲んでくれないことがありますが、まずは病院でもらった試供品や少量ずつ入っている粉ミルクを買ってみて、赤ちゃんが飲んでくれるかどうか試してから必要分を購入するようにしましょう。できればいろいろな種類を試してみてくださいね。
そのほか、配合されている栄養や使いやすさ、コストなどを比較検討しましょう。お出かけのときはキューブタイプのミルクなど、赤ちゃんが飲んでくれるもので使い分けてもいいですね。
先輩ママたちの口コミ
先輩ママたちが、育児用粉ミルクを購入した決め手や、実際に赤ちゃんに飲ませてみた感想を見てみましょう。
主な育児用粉ミルクのラインナップ
明治 ほほえみ
明治の「ほほえみ」は、母乳に含まれるアラキドン酸やDHAを配合し、より母乳に近い栄養を目指した粉ミルクです。4,000人の母乳調査および200,000人の発育調査を行い、さらに母乳に近付くよう改良が重ねられています。開け閉めがかんたんなフタと測りやすい軽量スプーン、さっと溶ける粉末なので、スムーズに調乳できます。
雪印ビーンスターク すこやかM1
雪印ビーンスタークの「すこやか」は、半世紀以上にも及ぶ徹底的な母乳研究をもとに作られた粉ミルク。限りなく母乳成分に近付けるために、リボ核酸、ヌクレオチド、シアル酸、母乳オリゴ糖、スフィンゴミエリン、DHAなど、母乳に多く含まれ、免疫機能を支えてくれる成分を配合しています。
森永 はぐくみ
健康的なママの母乳は、赤ちゃんにとっていちばんの栄養となります。森永の「はぐくみ」は、母乳が足りない赤ちゃんに、安心・安全で母乳に近い栄養を与えることができます。母乳の栄養成分や赤ちゃんの栄養バランスを日々研究しており、その研究成果をもとに母乳により近付けたミルクです。甘すぎない風味で、さっとすぐお湯に溶けるので調乳がラクラクです。
和光堂レーベンスミルク はいはい
赤ちゃんの発育に大切なアラキドン酸やDHA、母乳に含まれているラクトフェリン、ガラクトオリゴ糖など、赤ちゃんの成長に重要な成分が配合されています。母乳があげられないときや不足した際に、安心して赤ちゃんに与えられるように、長年の母乳研究と乳児栄養の知識に基づいて作られた育児用粉ミルクです。
アイクレオ バランスミルク
母乳に近い味や香り・色の育児用粉ミルクです。成分を母乳に近付けるとともに、原料にもこだわっているので、赤ちゃんの繊細な体にとって安心でやさしい粉ミルクです。β-カロテン、ヌクレオチド、ガラクトオリゴ糖、ナトリウムが配合されています。母乳が不足したときや与えられない場合に、母乳の代わりになるように作られています。
わが子に合う粉ミルクを見つけよう!
メーカー、価格、栄養や味など、粉ミルクは比較対象がいっぱいあり、どれを選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。でも、子どもに合った粉ミルクを見つけてあげることがいちばん大切です。毎月の家計の負担など、大人の事情もありますが、わが子が気に入ってゴクゴク飲んでくれる粉ミルクをぜひ見つけてくださいね。
最近では外出時にアイクレオの液体タイプも併用。
どちらも変わらず飲んでくれます。
9ヶ月の現在は、その時安いものと外出時はほほえみキューブを併用しています。