うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群の危険性が高くなるという話を聞いたことがあるママもいると思います。うつぶせ寝をさせても大丈夫なの? うつぶせ寝をさせる時の注意点について紹介します。
Q.保育園でのうつぶせ寝が心配です。
子どもが通園している保育園では午睡の時間にうつぶせ寝をさせています。うつぶせ寝にはメリットもあると思いますが、呼吸をしにくくなるなどの話も聞くため、心配になっています。大丈夫なのでしょうか?
A.年齢によって配慮が必要です。
うつぶせ寝をしているお子さんたちは何歳のクラスでしょうか? 乳幼児突然死症候群の危険性を減らす環境因子には、母乳育児をすること、家庭内に喫煙者がいないこと、厚着をさせないことなどに加えて、うつぶせ寝をさせないことがあげられます。 乳幼児突然死症候群は生後半年くらいまでが発症のピーク年齢ですので、0歳児クラスでは仰向けで昼寝をしていただく必要があります。1歳児以上のクラスではうつぶせ寝のときには顔を横に向ける、体が沈み込むようなふかふかした敷布団を避ける、顔を覆うようなタオルなどを枕元に置かないなど、窒息を防ぐ配慮が必要であると考えます。 (回答/三石知左子先生)
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