アイさんが見つけた新たな職場は駅前のコンビニでした。「私にはふさわしくない」という強い不満を抱きつつも働き始めたのは、保育園に提出する就労証明書を手に入れるため。コンビニ店員を「底辺の仕事」と見下すアイさんの勤務態度はひどいものでした。
さらに、承認欲求が満たされないアイさんは、禁止されていたSNSをこっそり再開。『子どもとの日常を楽しむおしゃれなママ』を装って発信することにしました。
しかし職場の人の目を盗んで店の裏にこもり、フォロワー集めに奔走するものの、思ったようにはいきません。かつてのフォロワーをフォローするも、一向にフォロー返しされないことに苛立つのでした。
悲しい執念














インフルエンサーとしての再起にかけるアイさん。企業の商品をPRする案件を得ようと必死です。
しかしフォロワー数が少ないアイさんに依頼をする企業はなかったよう。納得のいく仕事に就けず、インフルエンサーとしてもうまくいかなず……焦りと屈辱だけが膨らんでいくのでした。
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近年、SNSを活用した広報は多くの企業が重要なマーケティング戦略として取り入れています。企業側はフォロワー数だけでなく、その人物の言動が自社のブランドイメージにふさわしいかを厳しく精査しており、「ただ発信すれば誰でも依頼がもらえる」というわけではありません。
かつて4000人のフォロワーがいたアイさんも、アカウントを作り直したことで現在はその基準にすら届かない状態です。しかし、それ以上に大きな問題は彼女の「姿勢」にあるのではないでしょうか。
PR案件は「お仕事」です。丁寧な言葉遣いや、関わる人・場所への敬意を欠いたままでは、どんなにフォロワーが増えても真の信頼を得ることはできません。まずはひとりの社会人として、目の前の仕事や人々を尊重することから始めてほしいものですね。
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ねぼすけ
