あるとき、ナツミさんはレナさん親子と偶然再会。
レナさんは離婚前、元義母と元夫・タダヒコさんからハル君の「言葉の遅れ」を責められ、一方的に離婚と再婚を告げられたそうです。
レナさんの幸せを壊したユリアさんは、学生時代に「美人」な友人の彼氏を色仕掛けで奪うことに快感を覚え、その後も次々とカップルの仲を引き裂いてきました。
そんな中、レナさんと歩くタダヒコさんを見かけて“運命”を感じます。ユリアさんはタダヒコさんを待ち伏せし、人違いを装って声をかけ、交際に持ち込むことに成功。
当時結婚を約束していたタダノヒモオさんに一方的な別れを告げ、レナさんからすべてを奪い取ります。
しかしユリアさんもまた、おなかの赤ちゃんが「女の子」と判明すると、義母やタダヒコさんから冷遇されるように。さらに義母は、レナさんとヨリを戻すようタダヒコさんにアドバイス。タダヒコさんは「ユリアが出産した後ならアリかもな」と答えます。
「子どもの性別だけで元嫁に戻るなんてキショすぎだろ!」
「そんなことで心変わりするなんて許せない!」
自暴自棄になったユリアさんは、マッチングアプリで浮気相手を探しますが、それもうまくいきません……。
お隣からやって来た格好の暇つぶし













夫から冷たくされ、マッチングアプリもうまくいかない状況を悲観するユリアさん。
そんなとき、自宅にナツミさんが訪ねて来ます。
「いいおもちゃが来た♡」
ユリアさんのSNSに娘のイチカちゃんが写り込んでいることを知ったナツミさんは、ユリアさんに削除をお願いしに来たのです。ユリアさんは、イチカちゃんの写真を盾にナツミさんを従わせ、「言うことを聞く人間がいるって、気持ちいい~♡」とご機嫌です。
娘のために必死になるナツミさんを眺めながら、妊娠してからのこれまでを思い返していました。
「子どもの性別が女だとわかってから、義母と夫が豹変しやがった」
「子どもが欲しいと頼むから作ったのに……何この仕打ち!!!」
これからもっと幸せになれると信じて疑わなかったユリアさんは、現実とのギャップに絶望するのでした。
▼不遇な立場に置かれたとき、人はつい「自分だけが被害者だ」と感じてしまうものです。たしかにユリアさんの現状には理不尽さがありますが、今の苦しみは、過去に誰かの幸せを踏みにじってきた積み重ねなのです。
だからこそ、本当に人生を立て直す第一歩は、周囲を責めることではなく、自分の選択と向き合うことなのでしょう。人を傷つけて得た幸せは長続きせず、誠実さの上に築いた関係こそが最後に残る――そんな教訓を感じさせるエピソードです。
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キナコモチかあさん
