目の前で堂々と…!?
お菓子コーナーを見ていたとき、目の前に70代くらいの女性がいました。彼女は両手に小さなお菓子をたくさん抱えていたのですが、次の瞬間、それらを床にバラバラと落としてしまったのです。
思わずしゃがんで拾おうとした私に、女性は「いい!いい!」と手を払いのけてきました。ありがた迷惑だったかと反省しつつも、なんとなく気になって様子を見ていると――なんと、女性は自分で拾ったお菓子を数個、ポケットへ入れたのです。
そして、残りのお菓子を棚に戻すと、そのまま足早にコンビニを出て行ってしまいました。
私はとっさに男性店員さんに声をかけ、「先ほど女性が万引きしていました!」と伝えました。しかし、レジが混み合っていたこともあり、女性の姿はすでにありません。
すると店員さんは、「あの女性は常連さんで、また来ると思うのでその時に警察を呼びます」と落ち着いた様子で答えました。「もしかして常習犯なのかな……」と釈然としない思いを抱えつつ、私は会計を済ませて帰宅しました。
その後、以前そのコンビニでバイトをしていたという知人から聞いた話では、やはり例の女性は何度も万引きを繰り返していたそうです。店長や警察官から注意を受けても、ほぼ毎日のように来店しては犯行に及んでいたのだとか。しかし、私が見かけた後についに罰金を支払うことになり、それ以来、そのコンビニには現れなくなったようでした。
「万引き」という言葉は知っていたものの、目の前の光景に困惑気味だった娘。帰宅してから、私は改めて「万引きは絶対にやってはいけないことだよ。もし見つけたら店員さんに言おうね」と語りかけました。
6歳の娘なりに善悪の判断はしっかりついていたようで、「絶対にしないし、見つけたらすぐ言うよ」と真剣に答えてくれました。思いがけない出来事でしたが、親子で犯罪やマナーについて深く考える貴重な機会となりました。
著者:加世田美津子/40代女性。2016年生まれの娘と2018年生まれの息子と夫と4人暮らし。飲食店で短時間勤務をしている。最近は家庭菜園に興味があり、勉強中。趣味は動物と触れ合えるカフェ巡り。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※AI生成画像を使用しています