大丈夫…?と声をかけると
レストランの窓からは美しい夜景が見え、彼も少し緊張した面持ちだったため、私は「今日、プロポーズされるかも!」と期待に胸を膨らませていました。しかし、コース料理が始まってからハプニングが。彼は青白い顔でメインディッシュをほとんど残していたのです。
それを見た私は、彼が体調を崩したのかと本気で心配になり、「大丈夫? 無理しないで帰ろう」と何度も促しましたが、彼は拒否。結局、不穏な空気の中でデザートが運ばれてきましたが、私は様子のおかしい彼が心配で……。「今日は帰ろう」と席を立とうとした瞬間、彼は慌てて指輪を取り出し、
「体調不良じゃないんだ、結婚してほしい!」と半泣きで叫びました。
後から聞いた話ですが、彼はサプライズで指輪をデザートのタイミングに出すと店員さんと打ち合わせていたそうです。しかし、緊張のあまりうまくいかなかったよう。素敵な夜景をバックにしたプロポーズをしたかったそうですが、周囲の視線を集めるほどのドタバタプロポーズでした。
◇ ◇ ◇ ◇
その後、ホテルの部屋に戻ってから落ち着いてプロポーズを受け直し、今では笑い話として親戚にも話しています。この経験から学んだのは、完璧なシチュエーションを求めすぎると、緊張で逆効果になることもあるということです。背伸びをしない、自分たちらしい形が幸せなのかもしれないと強く感じた出来事でした。
著者:藤原加奈子/20代女性・結婚5年目の主婦。現在はやんちゃな2歳の息子を育てながら、時々パートタイムで働いている。趣味はカフェ巡りと、週末に家族でキャンプに行くこと。
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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