え…?挨拶に来たのは
荷物を整理していると、インターホンが鳴りました。私の隣の部屋の人も同じタイミングで引っ越しをしており、挨拶にきてくれたようでした。私はドアを開けて「よろしくお願いします」と頭を下げて顔を上げると……そこには10年以上前に地元で激しく喧嘩別れをした元カレの姿が! お互いに絶句し、数秒間の沈黙が流れましたが、せっかくなので話をすることに。
彼曰く、仕事の転勤でここに引っ越してきたとのことでした。数えきれないほどのマンションがある中で、まさか隣同士になるなんて……とあまりの偶然に衝撃を受けました。再会した当初は気まずさでいっぱいでしたが、共通の知人がいない土地で知り合いがいるという心強さもありました。たまにベランダ越しに挨拶をしたり、近所のおいしいお店を教え合ったりする関係に。かつての恋心とは違いますが、同志のような不思議な縁を感じる経験でした。
◇ ◇ ◇ ◇
彼とはその後交際に発展することはありませんでしたが、1年ほど良好な隣人関係を築いた後に彼が再び転勤となり、お別れしました。この経験から、人生の縁というものはどこで繋がっているかわからないものだと深く感じました。
著者:森本未来/20代女性・都内で働く会社員。趣味は読書とおいしいパン屋巡り。現在は夫と2人で穏やかに暮らしている。
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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