一度は辞めたSNSでしたが、満たされない承認欲求に抗えず、こっそりと再開したアイさん。SNSへの執着は、育児に悪影響を及ぼし始めます。
投稿用の写真に夢中になるあまり、わが子のお世話はそっちのけ。子どもの体調不良さえも「映え」のネタとして利用し、SNSに投稿しました。
さらにアイさんは、自身のSNS更新を優先し、高熱でぐったりしているアキラくんを無理やり保育園へ預けてしまいます。保育園からのお迎え要請も無視……。困り果てた先生は、父親のダイさんに連絡を取り、お迎えを依頼しました。
到着を待つ間、先生はアキラくんを安心させようと「もうすぐお迎えが来るからね」とやさしく声をかけます。すると、アキラくんは熱に浮かされながらも、目に涙を溜めてこう訴えました。
「ママはいや……パパがいい……」それを聞いた先生は、言い知れぬ違和感を覚えます。
そこに現れたのは同じ保育園に子どもを通わせるママ・アオイさん。かつてアオイさんは、アイさんの起こすトラブルに巻き込まれたことがありました。
アイさんのSNSを見かけたママ友から「具合の悪い子どもを預けている保護者がいるのでは?」という連絡を受けて、早めに迎えにきたのです。
不安な気持ちを抱いた先生は、アオイさんにアイさんのことを尋ねます。先生から事情を聞いたアオイさんは——。
かつてのママ友が明かす衝撃の事実

















看過できないと判断したアオイさんは、アイさんがアキラくんの体調不良を知っていたこと、その上でSNSの投稿をしていることを先生に伝えます。驚く先生でしたが、アキラくんを見て抱いた不安な気持ちに確信を持ちました。
アオイさんの目に入ったのは「こどもを守る相談窓口」のポスター。これ以上アイさんを放ってはおけないと、スマホを握りしめたのでした。
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身近な人の虐待やネグレクトに接したとき、公的機関へ相談することを迷う人もいるかもしれません。しかし「虐待かもしれない」と感じたとき、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」へ連絡することは、法律で定められた義務です。
確証がない場合は「懸念がある」「心配な行動がある」と伝えておけば、専門家が状況を確認し、必要であれば適切な支援に繋いでくれます。
周りの大人の行動が一人の子どもの命を救うきっかけになることもあります。その重みを、私たち一人ひとりが忘れないようにしたいですね。
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ねぼすけ
