知らない子が冷蔵庫に手をかけ…
息子には鍵を持たせていないので急いで玄関へ行き、鍵を開けて扉に背を向けた瞬間、バタンと扉が勢いよく開きました。「おかえり」と声をかけようと振り向くと……そこにいたのは、知らない小学生の男の子でした。その子は息子と同じぐらいの年齢のようでした。
驚く間もなく、その男の子が部屋にドタドタと元気よく入り込み、「おやつは?」「冷蔵庫を開けてもいい? ジュースある?」と質問攻めを始めました。私はその子に「息子と同じクラスの子? 友だちなの?」と確認しましたが、返事がありません。「あれ? 息子と途中で会わなかったの?」と尋ねると、その子は「息子くんを遊びに誘おうとしたけど、他の子と話し始めちゃったから、先に家に遊びに来た」と言いました。どうやら息子は、私に「今から帰る」と叫んだあとすぐに別のお友だちに話かけられ、そのまま話込んでいるのだそう。
初めての経験で、どう対応すべきか分からず、とりあえず学校に連絡しました。すると、すぐに先生が家に来てくださり、その子を連れて帰ってくれました。しかしその後、先生からこのことは伝わっているはずなのに、その子の親からは一切の謝罪がありませんでした。
この出来事をきっかけに、息子にはいくつかのルールを教えました。ひとつは、友だちと遊ぶ際には「誰のお家に行くのか」を必ず報告すること。そして、友だちを家に連れてきたいときは必ず親に確認すること、予告なしに誰かをいきなり連れてきてはいけないことをしっかり伝えました。しかし、今回のように、息子が知らない間に誰かが訪ねてくる事態も考えられるため、お友だちとはなるべく誰かの家ではなく、公園や学校の放課後の校庭開放で遊ぶように促しました。
今回のような事が二度とないように、息子だけでなく家族全体でも遊び方や訪問のルールに注意を払う大切さを改めて感じる出来事でした。
著者:斉藤 恭子/40代女性・主婦
12歳と14歳の兄妹を育てている母。家族全員、ゲームが大好き。
作画:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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