誕生日ディナーで最悪の雰囲気に?
私の誕生日の夜、彼は予約してくれたレストランで、目に見えてそわそわしていました。
メイン料理が運ばれてくるころには何度も席を立ってトイレへ向かうので、私は「せっかくのお祝いなのに、何か隠し事でもあるのかな」と不安が募っていきました。お祝いの席とは思えないような不穏な空気が流れ、つい私は「そんなに落ち着かないなら、もう帰りましょう」と彼に告げ、店を出たのです。
彼が震える手で差し出してきた物
最悪の雰囲気のまま駐車場に着くと、彼が突然、震える手で小さな箱を取り出しました。冷や汗をにじませながら、「実は、緊張しすぎておなかの調子が悪くなってしまったんだ。格好悪くてごめん。結婚してください」と、必死に伝えてくれました。
その不器用さと一生懸命な様子に、私の怒りは一瞬で消えました。そして、その場で思わずおなかを抱えて笑ってしまったのです。
あの日は、私の勘違いから気まずい雰囲気になってしまいましたが、今では笑って話せる思い出になっています。格好つかないところも含めて愛おしいと思える彼と、今は穏やかで幸せな結婚生活を送っています。
著者:田村舞香/20代女性・3歳の娘を育てている母親、会社員。両親との同居を検討中です。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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