義母からのお礼LINEが爆弾に変わる
普段、自分からめったに連絡をしてこない義母から、「贈り物が届いたよ、ありがとう」とLINEが届きました。しかし、次に私に目に飛び込んできたのは、思いもよらない言葉でした。
「ねぇ、もしかして不倫?」
「え?」ふ、ふりん!?あまりの衝撃に、震えながら返信をしました。パニックになった私の脳裏に、これまでの義母とのやり取りが駆け巡りました。
実は義母は、元々私が外で働くことには反対派。「母親なら家にいて子育てに専念すべき」という価値観を、押し付けてくるタイプでした。しかし、子どもが大きくなれば何かと出費は増えるもの。少しでも家計の足しになればとパートに出ているのですが……。
「まさか、私が外で働いていることを『不倫の隠れみの』だと疑ってるの!?「『不倫の罪滅ぼしで贈り物をよこしたのか』ってこと!?」
働いているだけでそんな疑いをかけられるなんて、あんまりです。私は湧き上がる怒りと焦りを抑え、探りを入れるように「なんのことですか?」とだけ返信しました。
明かされた「疑惑」の真実
ソワソワしながら待つこと数分。義母から再びメッセージが届きました。
「だってあなた……」
「なんだかプルプルしてるもの。不倫なら、冷やしたほうがいいのかしらと思って」
……プルプル、冷やす、不倫?そのシュールすぎるパワーワードを前に首を傾げた瞬間、私の中で点と点が繋がりました。そう、数日前、私はデパートで見つけた珍しいスイーツを贈り物として郵送していたのです。
贈ったものは、見た目が洋風で、まるで「プリン」のような水ようかん。そうです。義母は「もしかしてプリン?」と打ちたかったのに、誤変換で「もしかして不倫?」になっていたのです!
「冷やして食べる不倫」の正体に気づいた私は、ホッとしたのと同時に笑いがこみ上げてきました。そして、「水ようかんです」と返信しました。
今回の誤変換は、後で笑い話になる平和なものでしたが、一歩間違えばドロドロのサスペンス劇場に発展する恐れがありました。「゜」が抜けただけで、甘いスイーツが愛憎劇に変わってしまうのが、スマホ時代の恐ろしいところです。
自分も誰かにLINEを送るときは、送信ボタンを押す前にしっかり画面を確認しよう。そう固く心に誓った、教訓だらけの出来事でした。
著者:堀田さゆり/50代女性/夫と娘の3人暮らし。趣味は朝ドラ鑑賞とヨガ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)