義父に呼ばれた先で…

ある日、義実家に遊びに行ったとき「ちょっとおいで」と別の部屋に呼ばれました。義父に言われて引き出しを開けると、そこには大量のブランド品の財布が並んでいたのです。
義父は「亡くなった妻の誕生日に毎年買っていた。好きなのを1つ持っていきなさい」と言いました。普段はブランド品と無縁に見える義父の一面に、思わず胸が熱くなりました。
あまりのブランド品の多さに驚いた私は、つい「お義父さん、だまされたりしてないよね!?」と夫に言ってしまいました。義父の秘めた思いを知ると同時に、意外な一面を垣間見た瞬間でした。
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義父の素朴な姿からは想像できない、大切な人への特別な習慣に触れました。驚きとともに、義母への変わらぬ思いを知るきっかけになりました。
著者:山崎咲希/30代女性・会社員
イラスト:マキノ
義父からのひと言に驚く

父が亡くなり、まだ気持ちの整理もつかないまま実家に向かう車内にいました。そんな中、義父から突然「土地を持っているんですか?」と尋ねられ、思わず耳を疑いました。
大切な人を失った直後で、心は混乱していました。そんなところに財産に関わるような質問が飛んできて、「お金のことしか考えていないのでは……」と疑念を抱いてしまいました。
義父も家族の一員であることは理解しています。それでも、なぜ今このタイミングでと思わずにはいられませんでした。
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父を失った直後に投げかけられた義父の質問は、心に大きな戸惑いを残しました。身近な人の言葉だからこそ、悲しみの中でより強く響いたのだと思います。
著者:正田 美津子/50代女性・パート
イラスト:はせがわじゅん
義祖母に育てられた夫の過去

義父母は夫が幼いころに家を離れ、夫は義父の母である義祖母に預けられて育ちました。その間、義父母からの金銭的援助はなく、義祖母が夫を支えてくれていたそうです。
夫が成人した後、義祖母の取り計らいで義父と再会し、今では良好な関係を築いています。ただ、義父と一緒に暮らしていた女性との間には、現在も仕事をしていない40代の娘さんがいます。
義祖母が他界してからは、盆暮れや正月に義父宅へお線香をあげに行っています。ですが、そのたびに、その娘さんの存在を思うと複雑な気持ちが湧き上がります。夫を育てるときに援助がなかったことや、結婚前にも助けがなかったことを思い出してしまうからです。今ではお小遣いという形で少しお金をいただくこともありますが、心のモヤモヤは消えずに残っています。
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過去の出来事や義父の周囲の人との関わりに、今も心が晴れない自分がいます。近しい関係だからこそ、気持ちの整理が難しいこともあるのだと実感しました。
著者:馬場ゆう/30代女性・個人事業者
イラスト:アゲちゃん
まとめ
義父のふとしたひと言や振る舞いに、温かさを感じたり、時には深く傷ついたり。そんな心の揺らぎは、相手が「家族」という近い存在だからこそ生まれるものかもしれません。
これらのエピソードから私たちが学べるのは、「家族だからといって、常に同じ価値観で寄り添えるわけではない」という教訓かもしれません。相手の美徳には敬意を払いつつも、無神経な言動には「この人はこういう人なのだ」と一線を引く。そんなしなやかな強さを持つことが、複雑な親族関係を生き抜くためのヒントになりそうです。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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