帰宅時間を過ぎても帰らない2人
その日は私に用事があったため、午前中から夫と息子は2人でプールへ出かけていきました。私は用事を済ませて昼過ぎに帰宅。夫からは「お昼過ぎには帰る」と聞いていたため、のんびり待つことにしました。
久しぶりの誰もいない家。「男同士、プールで盛り上がって長引いているのかな?」と、初めのうちは一人で過ごす静かな時間を楽しんでいました。ところが、16時近くになっても一向に帰ってくる気配がありません。心配になった私は、夫に「何時に帰ってくる?」とLINEを送ってみました。しかし、返事はかえってきませんでした。
それから1時間後。「遅いけど大丈夫? 外暗くなってきたよ!」と再度メッセージを送っても、画面には既読の文字すらつかない状況。さらに1時間が経過するころには、私の不安もピークに達していました。
「ねえ、電話出て!事故じゃないよね?!」「何かあったの!?お願いだから連絡して!!」とすがるような思いでLINEを送り、たまらず電話もかけてみましたが、コール音が虚しく鳴るばかりでまったく繋がらないのです。
帰宅予定時間からは大幅に過ぎ、外はすっかり真っ暗です。「もしかして、帰り道に交通事故にでも遭ったんじゃ……」「プールで溺れたりして、スマホが見られない状況なのでは!?」と、悪い想像ばかりが頭をよぎり、落ち着かない時間を過ごしていました。
帰宅した2人のまさかのサプライズ……
すっかり日も暮れ、19時をまわったころ、玄関のドアが開き「ただいまー!」と上機嫌な2人の声が聞こえました。怪我もなく無事に帰ってきた姿を見た瞬間、私はホッとしながらも、じわじわと怒りがこみ上げてきました。
「今までどこにいたの!? 電話も繋がらないし、本当に心配したんだよ!」と言うと、夫が申し訳なさそうに「ごめん、途中でスマホのバッテリーが切れちゃって……」とポツリ。それに続いて、息子が得意げにこう言ったのです。
「ママにひとりでゆっくり休んでもらおうと思って、サプライズでわざと遅く帰ってきたんだよ!」
なんと、遅くなった理由は「私に一人の時間をプレゼントしたい」という2人のやさしさからの行動だったのです。こっそり遅く帰る計画を立てていたものの、スマホの電源が落ちてしまったことで連絡がとれなくなってしまったようでした。
しかし、本気で心配して気が気でなかった私は、「心配するに決まってるでしょ!」と思わず怒鳴ってしまいました。せっかくの気づかいでしたが、私にとってはとんだサプライズになってしまったのです。
ニュースなどで水の事故や交通事故を目にすることもあり、連絡がつかない家族を待つ時間は本当に不安でたまりませんでした。サプライズで喜ばせようとしてくれた気持ち自体は、とてもうれしく思っています。
ただ、大人の夫も一緒だったのだから、せめて私にだけはこっそり「ママにゆっくりしてもらうために、あえて遅く帰るね」とLINEで連絡をくれていれば最高の休日になったのに……と思ってしまったのが本音です。
「家族への連絡だけは、どんなときも忘れないでほしい」と、夫には改めて強くお願いしました。とても不安な1日を過ごしましたが、結果的には夫婦で連絡の重要性について話す良い機会になったと思います。
著者:立花優子/40代女性/小学生の子どもと夫の3人暮らし。パートをしながら育児に家事に、日々奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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