「娘さんが…」母にかかってきた不審な電話
私が「お母さん、どうしたの? 何かあったの?」と尋ねると、母は「よかった……大丈夫なの? 警察は来た?」と言いました。話がまったく噛み合わず、私は母に落ち着いてと伝え、事情を聞くことに。すると、母の固定電話にこんな電話がかかってきていたそうです。
「お子さんが大変な目に遭いまして、今警察を呼んだところなんです」
母が「娘に何かあったんですか?」と尋ねると、「娘さんが動揺しているので、一度切ります。警察から電話があります」と言われて電話が切れ、しばらくすると再び電話が。今度は「娘さんを保護します」と言われ、母が「東京でですか?」と慌てて聞き返した瞬間、ガチャッと電話が切れたそうです。
その後、私に電話しても繋がらず、母は気が気ではなかったとのことでした。おそらく母との会話から「娘は東京にいる」とわかり、何かしらの目的を果たせないと判断して切ったのかもしれません。金銭を要求されることはありませんでしたが、強盗目的だったのか、家に1人でいるかどうかを探られた可能性があります。
その後、母とは「家にいるときもしっかり戸締まりをすること」「少しでも変な電話があればすぐ連絡すること」「私に何かあれば夫や兄から連絡がいくので、母は慌てないこと」を改めて確認し合いました。また、私からも朝夕の子どもの送り迎えのタイミングで連絡を入れることを約束しました。
いつ犯罪に巻き込まれるかわからない時代。遠方に住む私でも、できる限り母を守るための備えはしていきたいと強く思いました。
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突然の不審な電話に、大切な家族が巻き込まれてしまうかもしれないと思うと、とても怖くなりますよね。今回のように、不審な電話は相手を動揺させ、冷静な判断を奪おうとしてくることもあります。そんなときのためにも、家族同士で連絡の取り方や対応のルールをあらかじめ確認しておくことが、冷静に対応するための備えになるかもしれません。日ごろからできる備えを大切にしたいですね。
著者:大野くみ/40代 女性・フリーランス。6歳の男の子を育てる、在宅ワークのフリーランスママ。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)