「本当の幸せ」を実感した矢先に…
離婚を突きつけられた夫は、ことのきっかけを打ち明け始めました。
実は数年前、職場の新しい上司に「お前は仕事が遅い」「タイパは悪いし成果は出ないし、無駄な人生だな」と毎日言われ続けていて、その上司の言葉のせいで、「タイパが悪いことは悪」だと思い込むようになってしまったのだと言います。「ユウリさんやレイナちゃんにいい人生を歩んでほしい」という思いが空回り、必要以上にタイパを求めるようになってしまったとのこと。
しかしユウリさんは、「それでも、私やレイナを傷つけていい理由にはならない」とはっきり伝えました。
夫もその通りだとわかってくれたようで、今まで散々傷つけたことをやっと謝罪してくれました。心から悪いと思っているのであれば離婚は一旦保留にする、しかし今後態度が変わらなければ離婚するとユウリさんに言われた夫は、「チャンスをくれてありがとう」と泣きながら感謝。
その後、別室で義父母と遊んでいたレイナちゃんの元へ2人で向かうと、じょうずに塗れたぬり絵を見せてくれました。いつの間にかじょうずに塗れるようになっていたレイナちゃんを見て、タイパを求めるのに夢中で今まで娘の成長を感じられていなかったことに気づいた夫。離婚をまぬがれたことで、これから娘の成長を見守っていけることがうれしくて、涙が溢れてきて……。










自分勝手なタイパ重視の考えを押し付けて、娘の生き方を勝手に決めようとしていた夫。レイナちゃんの成長を感じたことで、一体自分は何をしていたのだろうと過ちに気づけました。
翌日笑顔で出勤した夫は、昨日家族で久々に楽しくごはんを食べたことを思い出しながら、清々しい気分で仕事をしていました。新しい上司に提出した資料も褒められ、家族とも仲直りができたことで、これが本当の幸せなのだと実感。ユウリさんやレイナちゃんには今まで本当に申し訳ないことをしていたな……と反省していると、「久しぶりだな!」と背後から声をかけられました。
聞き覚えのある声に振り返ると、そこには「タイパが悪いことは悪」だという考えを夫に植え付けた張本人の元上司・川田部長がいました。
「元気にしてたか?」とたわいもない質問をされているだけなのに、夫の表情は一気に曇ります。そして「それはそうと、今はタイパよく動けてるのか?」と聞かれた瞬間、過去の嫌な記憶が蘇ったのか、青ざめて固まってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
どれだけ正しいと思う考えでも、それを家族に押し付けてしまうと、大切な人を傷つけてしまいます。自分が信じてきた考え方が実は人を追い詰めていたと認めるには、さまざまな心の葛藤があるかもしれませんが、間違いに気づいて軌道修正することで、今回の夫のように関係を修復することもできるはずです。
相手とていねいに向き合い、今ある時間や関係を大事にすることが、本当の幸せに繋がるのかもしれませんね。
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愛川なつみ