わが家の枝を勝手に切る隣人
その方は、私が外出している隙に、うちの庭に植えている生垣の枝を勝手にパチパチと切り落としてしまうのです。境界線を越えているわけでもなく、形も整えていたので、なぜそんなことをするのか理解できず困り果てていました。ある日、作業中の彼女を偶然見つけ、「勝手に切られると困ります。何かご不満でもありますか?」と思い切って注意しました。すると彼女は、怒るどころかパッと満面の笑みを浮かべて「ああ、ごめんなさいね!実はね、この木の枝が伸びている方向が、あなたの家の運気を逃がしているように見えたのよ。」と言い放ったのです。
さらに彼女は「私が切ってあげたことで、これからどんどん宝くじが当たるようになるから安心してちょうだい!」と一言。あまりに自信満々な笑顔と、科学的根拠のない理由に私は言葉を失いました。彼女の中では、無断侵入も器物損壊も「徳を積むための善行」に変換されていたのです。怒りよりも恐怖が勝り、私はその場では「もう大丈夫ですから」と引き下がるのが精一杯でした。
◇ ◇ ◇
その後、すぐに防犯カメラを設置して「専門家に管理を任せているので、手を触れないでください」という貼り紙をしました。彼女はそれを見て「せっかくの金運が……」と残念そうにつぶやいていましたが、干渉は止まりました。良かれと思って迷惑をかける人には、正論よりも「物理的な拒絶」が必要だと学んだ出来事でした。
著者:高橋 陽子/40代女性・フリーランス/小学生の娘を持つ母です。自宅で仕事をしながら家事と育児に奮闘しています。穏やかな生活を望んでいますが、たまに遭遇する不思議な人々とのエピソードには事欠きません。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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