豪華カニ鍋にワクワク!しかし……
義実家では義母が全員分を取り分けるのが暗黙の了解となっており、私は座って待っていました。まず義父や夫、そして私の息子には、大きなカニの足やプリプリのホタテがゴロゴロとよそわれていきました。期待に胸を膨らませて最後に差し出された私のお椀を見て、思わず絶句しました。そこに入っていたのは、クタクタに煮えた白菜の芯と薄っぺらいちくわが一切れだけだったのです。 義母は「Aさんはダイエット中って言ってたから、おだしが染みたお野菜をメインにしたわよ。体にも優しいしね」と満面の笑みで言い放ちました。
鍋の中にはまだカニが残っているのが見えましたが、義母はそれを平然と自分の皿に追加していました。夫は自分のカニに夢中で、私のお椀の異変に全く気づいてくれません。私は喉の奥が熱くなるのを感じながら、白菜の芯を黙々と食べるしかありませんでした。
◇ ◇ ◇
あまりの違いにショックを受けましたが、その場では「ありがとうございます」とだけ伝え、後で夫にだけ「私のお皿には野菜しかなかった」と冷静に伝えました。夫は驚いて謝ってくれましたが、それ以来、義実家での食事会は「私が取り分けを手伝う」という名目で鍋の横を死守するようにしています。二度と食事で寂しい思いはしたくないと心に誓った出来事でした。
著者:佐藤 恵美/30代女性・パート/4歳の息子を育てる母です。現在は平日の午前中に事務のパートをしています。休日は家族で公園に出かけるのが楽しみな、ごく普通の主婦です。よろしくお願いいたします。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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