一瞬でいなくなった息子
パニックになり、夫と一緒に名前を呼びながらトイレやフードコートを必死に探しました。
迷子のアナウンスをお願いしようとインフォメーションへ向かおうとしたとき、ふと自分たちの車の方向を見ると、なんと見知らぬ家族の車のドアの前にちょこんと座っている息子を発見しました。どうやら、色が似ている別の車をわが家の車だと思い込み、ドアが開くのを健気に待っていたようです。
声をかけると「パパ、あかないよー」と言い、のんきな顔。周囲にいた方々も心配そうに見守ってくださっており、平謝りしながら息子を抱きしめました。誘拐や事故が起きなくて本当に安心しましたが、生きた心地がしない数分間でした。
この経験から、広い駐車場では小さな子どもにとって車を見分けるのが難しいことを痛感しました。それ以来、混雑する場所では絶対に手を離さないのはもちろん、万が一離れてしまったときのために、目立つ色の帽子を被せるようにしています。また、息子には「迷子になったら動かずにその場にいること」を繰り返し伝えて、安全への意識を高めるきっかけになりました。
著者:佐藤 結衣/30代女性・フリーランス
3歳のわんぱくな息子を育てる母。前職は接客業で、現在はWebライターをしている。休日は家族でドライブに行くのが日課だが、毎回予想外のトラブルに振り回されている。最近の悩みは、息子のイヤイヤ期。
作画:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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