ほや助さんと田中さんが考えた店長への作戦は、あるお客さんの存在が不可欠でした。その人物とは、店長がお気に入りのキャバ嬢さん! 店長は、キャバ嬢さんが来店するたびに過剰にサービスをし、彼女もそれを利用して(ほぼ)タダ飯のために来店していました。その彼女と、田中さんが接触に成功します。
その夜、田中さん宛にキャバ嬢さんから届いたのは……。
店長への作戦とは…













キャバ嬢さんの会計時に対応した田中さん。
そこでわかったのは、「今日も目いっぱい食べていたのに、会計はドリンクだけ……」という事実。「一部のお客さんにだけこんな扱い、おかしすぎるだろ」
田中さんはこのとき、キャバ嬢さんたちと連絡先を交換しました。
そして……。
キャバ嬢さんから何枚も写真が送られてきました。それは、先ほど店で出された料理の写真の数々。店長が彼女たちにサービスとして出していた品が映った写真を、何枚もゲットできたのです。
「この写真を本部の高橋さんに見せよう! 高級肉ばっかり出しているから、売上と比べればウソじゃないってすぐわかるはず!」
暴言の録音はできなくても、店長のやり方がおかしいってわかるきっかけになる……。
大声で脅されても、これがあれば対等に渡り合える。
「どんなに怒鳴り声を上げても、事実に勝つことはできない」。スマホの中に並ぶ決定的な証拠を前に、私は自分の中にあった恐怖が、たしかな「確信」へと変わるのを感じていたのです。
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ついに、店長に報いを受けさせるための「証拠」となり得る写真をゲットしました。怒鳴り散らして相手を威圧し、力でねじ伏せてきた店長に対し、一部のお客さんにだけ特別扱いしていたという客観的な事実で立ち向かう作戦はきっと、今の歪んだ状況を変える転換点となるでしょう。
誰かが泣き寝入りするのを良しとせず、自分たちにできる精一杯の抵抗を形にしたほや助さんと田中さん。我慢し続けることだけが正解ではなく、自らの手で尊厳を取り戻すために動いたその一歩は、恐怖という鎖を断ち切るための、何よりも力強い証明ですね。
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