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「残業する奴は無能wタイパ悪いんで直帰しまーす」ナメた態度のZ世代新人→望み通り“自由”にさせた結果…

実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

僕は中堅のIT企業でチームリーダーを務めています。今年配属された「Z世代」の新人たちには、これまでの常識が一切通用せず、頭を抱える日々を送っていました。中でも特に業務要領の良い3人の新人が「効率化」を盾に、勤怠ルールを無視し続けていたのです。

 

「自由」を履き違えた3人の暴走

彼らの言い分はいつもこうでした。

 

「今の時代、オフィスに縛られるのってタイパ悪くないっすか?w」
「リモートでもできる業務なんで、結果出せば問題ないですよね」

 

確かに最低限のタスクはこなしていましたが、朝の遅刻はしょっちゅう。外回りに出ればそのまま連絡なしに直帰。

 

教育担当の女性社員が「社会人としてのルールを守りなさい」と注意しても、「それって古い価値観ですよね?」「僕らやることはやってますよ。会議だって議事録で追ってますし」「ダラダラ会社で残業するなんて無能の証拠でしょw」と鼻で笑う始末でした。

 

そんなある日、3人組のひとりが僕にこう言い放ちました。

 

「いっそ僕らをもっと自由にさせてくれれば、もっと結果出しますから」

 

このままでは埒が明かないと思った僕は、人事部に掛け合い、期間限定の条件で彼らの要望を飲むことに。

 

「わかった。君たちが望む通り、今日から3か月は働き方の裁量を広げよう。勤怠の記録と必要な報告・連絡はこれまでどおり行ってもらうけど、僕からの指示や催促はしないことにした。成果と結果で見せてほしい」

 

彼らは「話せる上司っすね!」と大喜びで、それ以来、週の半分近くをリモートワークで過ごすようになりました。

 

教育担当の女性社員からは、「どうして怒らないの?」と心配そうに声をかけられました。

 

「後悔するのは彼ら自身だから。今は見守るよ」
そう答えると、彼女は少し不安そうな表情を浮かべながらも、静かに頷いてくれました。

 

自由の代償は「見えないところ」で

もちろん僕は彼らを放置したわけではありません。彼らが「効率的」と言ってサボっている間、僕はもう一人の新人である同期のFさんに、一見すると無駄に見えるコミュニケーションの価値を、身をもって体感させ続けました。

 

昼休みに他部署の先輩と交わす何気ない雑談、帰り際にエンジニアと立ち話で拾う「ちょっとした愚痴」。そういった場でこそ、議事録には絶対に載らない生きた情報——システム仕様の変更の兆し、クライアントの本音、社内の力学——が自然と流れてくるものです。Fさんはその積み重ねで、気づけば社内に太い人脈を築いていました。

 

そして約束の3ヶ月が過ぎた頃、社内で社運をかけた大きなプロジェクトの公募がありました。3人組は「よっしゃ、俺たちの実力を見せる時がきましたw」と余裕の表情。しかし、いざ資料作成の段階になると、彼らは愕然とすることになります。

 

直帰を繰り返してオフィスでの何気ない会話を避け続けた彼らには、社内に頼れる人脈が一切ありませんでした。

 

いざ資料作成に取り掛かっても、他部署に気軽に確認できる相手もおらず、議事録の文字だけを頼りに手探りで進めるしかなかったのです。最新のシステム仕様の変更点も、クライアントの本音も、何一つ把握できていなかったのは当然の結果でした。

 

彼らが「教えてもらってない!指導不足だ!」と責任転嫁しようとしたその時、僕は静かにこう言いました。

 

「指導なら、毎日オフィスで行っていたよ。君たちが『タイパが悪い』と言って帰った、あの時間にね」

 

真面目な同期との「残酷な差」

結局、プロジェクトのリーダーに選ばれたのは、毎日地道に基礎を積み上げた同期のFさんでした。彼は3人が遊び歩いている間に築いた社内の信頼関係を駆使し、完璧なプレゼンを披露。役員からも「今年の新人の期待の星だな」と絶賛されました。

 

半年後の査定時期。3人組が手にした評価シートは、昇給ゼロの最低ランク。対して、同期のFさんは例のプロジェクトで優秀新人賞を受賞し、特別手当が支給。賞与の額面には、大きな差がつきました。

 

「なんであいつだけ……! 不公平じゃないですか!」と詰め寄る3人に、僕は引導を渡しました。

 

「不公平? 彼は君たちがサボっていた時間に、必死に学んで『信頼』と『スキル』を貯金していたんだよ。自由を選んで、そのチャンスを自ら捨て続けたのは君たち自身だろ」

 

それ以来、3人組には「口だけで仕事ができない生意気な新人」というレッテルが社内に知れ渡り、すっかり腫れ物扱いに。

 

さすがに毎日出社するようになったものの、Fさんとの差は開く一方。「そんな基本もできないの? Fさんはもう一人で回してるのに……」と周囲に呆れられ、屈辱に耐えながら雑務をこなす日々を送っているようです。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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