セクハラ発言をする男性の末路
研修会で妊娠の件を伝えると、他の参加者からおめでたいねと祝福ムードで暖かい雰囲気に。ところが「じゃあ、異常な食欲もツワリのせいだったんだ。ほらBBQのときすごかったでしょ」と、突然の水を差す発言が!
発言したのはA社の50代前半の男性。BBQというのは、研修が始まる前の夏に親睦会として開催されたときのことで、参加者が食べきれず余った肉や野菜を、「もったいない」と、食べることが大好きな私がどんどん食べていたのです。
確かにそのときはたくさん食べたのですが、まだつわりどころか妊娠もしておらず……。私が、あれは普段の食欲だったと伝えると、「なんだ。じゃあもともと太ってたのか! まぎらわしいなあ」と男性は大笑い。大笑いしているのはもちろん男性1人だけ……。
その後も「家でゆっくりできるのはうらやましい」「俺も今なら育休とってやるのになあ」「旦那さんは育休とるの? すごいね、尻に敷いてるんだね」と大きい声で連発。隣のグループの参加者まで、こちらのグループをびっくりして見てきます。
さすがに、その空気感を感じたのか「いや、少子化の時代にえらいよ。めでたいことだから、そんな気にしないでよ~」と慌てて言い訳をする始末。私は、悲しい気持ちになりましたがどうしていいかわからず、愛想笑いでその場を取り繕ってしまいました。
研修会はそれで終了したのですが、後日A社の人事から私と上司に連絡がありました。研修会での男性の発言がセクハラ発言に当たると、処分されることになるとのこと。それで、被害者である私に事実確認にきたようでした。もともと、男性は会社内部でもセクハラ発言がたびたびあり、問題視されていたようです。
今回のことが他社の私に被害が及んだこと、A社の社員だけでなく、他の会社の役職付き参加者からもA社に連絡がいったことが大きかったようです。私は「本人に会いたくないので謝罪は必要ない。会社規定で処分があればそれでいい」と正直に伝えて、当日の様子を、私の覚えている範囲で説明して終わりました。
後日、男性が減給と配置換え処分を受けたことを教えてもらいました。思いやりのない発言をする男性が罰を受けたのは、悲しい思いをした分、安心した自分がいました。冗談のつもりでも、相手を傷つければそれはもう笑い話ではありません。あのとき何も言えなかった自分を責めるのではなく、これからは自分の気持ちを守るためにも、嫌なことにはきちんと「嫌です」と伝えたいと思っています。
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体形などに関する発言は、たとえ相手に悪気がなくても、深く傷つくことがあると思います。「自分が気にしすぎなのかも」と抱え込まず、違和感を覚えたときは、上司や人事、社内外の相談窓口に相談しましょう。
著者:秋本かなこ/40代女性/2017年生まれと2021年生まれの兄弟のママ。フルタイムで働きつつ元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。2026年7月に第三子を出産予定。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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