告白成功!しかし彼の言葉に…
私が20代のころ、バイト仲間だった男性とのお話です。私から告白したのですが、彼はイケメンの部類に入る男性で、正直自信はありませんでした。しかし、彼からの返事はまさかの「OK」。なんと交際を始めることになりました。
付き合ってから何週間か経ったある日、「なんで私の告白をOKしてくれたの?」と、なんとなく聞いてみました。
すると彼から返ってきたのは「俺さ、B専って言われてるから」という言葉でした。
え?と思った瞬間、彼は続けて「今までの彼女、顔で選んだことないんだよね」とドヤ顔で宣言したのです! いやそれ、遠回しどころか直球で「お前はかわいくない側」って言ってません?
バイト仲間には「ゆるキャラみたい」
さらに後日、バイト仲間から衝撃情報が。私の話題が出ると、「あいつ(私)はゆるキャラみたいで好き」「かわいい子だと緊張しちゃうけど、それがないからいい」などと語っていたようなのです。
緊張しない=安心感……という解釈もできなくはない。でもニュアンスが完全に“観光地のマスコット的な枠”。彼女ってポジション、もう少し人間寄りでお願いしたい。
薄々感じてはいましたが、彼は自分で「イケメン」という自覚があり、「外見で選ばない俺、器デカいっしょ?」というスタンスだったようです。彼のことが好きになってしまった手前ではあったものの、「なんて失礼な奴なんだ」とモヤモヤしてしまいました。
彼の趣味を知ってすべてを悟る
そういえば彼はよく言っていました。「俺さ、かわいくないものが好きなんだよね〜」と。
思い返してみれば、彼の部屋には謎のゆるキャラグッズ。絶妙にダサいキーホルダー。どこで売ってたの?と聞きたくなる絶妙なデザインのマグカップ……。
そこで私は妙に納得してしまいました。ああ、なるほど。私は恋人というよりコレクションの新作枠だったのか、と。
普通なら、「別れなよ!」と感じてしまうところだと思いますが、そんな私の本音と彼の「B専アピール」という自己肯定感が絶妙に噛み合い、結局2年間ほどゆる〜く付き合いました。人間関係って、理屈じゃなく変な相性で続くこともあるのだなと、自分でも感じています。
今となっては「あのころの自分、よく怒らなかったな」と笑い話です。彼のコレクションに仲間入りし、絶妙にダサい彼のコレクションの中で私も2年間ほどきらめいて(?)いたのでしょう。恋愛市場では、自分のポジションが思わぬ棚に飾られることもあると学んだ経験でした。
著者:岡田圭/30代女性・新卒で編集プロダクションに入社後、女性誌やウェブを中心に恋愛や人間関係などのテーマで数多くコラムを執筆。
イラスト:たこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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