毎朝送迎を頼むママ友
あるとき、同じクラスのママ友から「修理でしばらく車が使えなくなった」という話を聞きました。家も近所だったので、親切心から「よかったら、大変なときはうちの娘と一緒に送迎しようか?」と声をかけたのです。
私としては、何か用事があるときだけのつもりでした。ところが翌日から、ほぼ毎朝「今日もお願いしていい?」と連絡が来るようになり、「8時で!」「8時半で!」と時間まで指定されるように……。最初はママ友も大変なんだろうと思い、快く引き受けていました。しかし、だんだんそれが当然のようになり、感謝の言葉もなくなっていったのです。
私は妊娠中でおなかも大きく、体調がすぐれない日もありました。特に雨の日は乗せたり降ろしたりが大変で、ママ友の子のチャイルドシートの調整もかなり負担でした。それでも「自分から申し出たことだし……」とママ友のことを思って、1カ月ほど送迎を続けました。
そんな日々を続けていたせいか、ある日の妊婦健診で「もう少し安静に」と言われてしまったのです。長女の送迎は夫に頼むことに。すると、夫も思うところがあったのか「俺は他人の子の面倒は見れないから断って。難しいなら俺から言うからママはとにかく無理しないで」と言われました。
夫の言葉を聞いてハッとした私。夫に心配させて、赤ちゃんにも負担をかけていたことを痛感し、自分の行動を深く反省しました。そのため、理由とともに「これからは送迎できない」という旨を、ママ友の家に行き、直接伝えました。
するとママ友は、あっさり「あっそう。じゃあほかをあたるね」と言って去っていったのです。これまでのお礼の言葉もありませんでした。無理をしてまで送迎を続けていた私は、驚くやらあきれるやら……。
困っている人を助けたいという気持ちはもちろん大切ですが、自分が無理をしてしまうと、結局いい結果にはつながらないのだなと感じた出来事でした。特に妊娠中は、できることとできないことをきちんと線引きして伝える必要があったのだと思います。
あのとき最初から「用事があるときだけね」とはっきり言えていたら、お互いにもう少し気持ちよく過ごせたのかもしれません。これからは自分の体と気持ちを大事にしながら、人との距離感を考えていきたいと思っています。
著者:岡やよい/30代・女性・パート。かわいい猫ちゃんのお世話が趣味。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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