3歳娘の手に、買った覚えのないソフトクリームが!?
人懐っこく、まったく人見知りをしない娘は、誰とでもすぐに仲良くなっておしゃべりをします。娘に「ソフトクリームが食べたい」と言われ、一緒に売り場の列に並んでいました。すると娘は、前に並んでいたお姉さんたちのグループに話しかけ始めたのです。
お姉さんたちはやさしく応じてくれて、「かわいいですね」と声をかけてくれました。娘はすっかりうれしくなり、楽しそうにおしゃべりしていました。
やがてお姉さんたちのお会計が終わり、今度は私が注文する番に。そして私がお会計を済ませて振り向くと、なんと娘がソフトクリームを食べていたのです。
「えっ!? それ、どうしたの!?」私は一瞬、何が起きたのかわからず、頭の中が真っ白になりました。まだ私が注文したソフトクリームは受け取っていません。まさか、誰かのものを勝手に食べてしまったのでは……と焦りました。
すると、お姉さんのひとりが申し訳なさそうに声をかけてくれました。「すみません。娘さんがとても食べたそうにしていて、ママさんが同じものを注文しているのが聞こえたので、私の分を先に渡してしまいました」
そこで初めて、娘が食べていたソフトクリームは、お姉さんが自分の分として買ったものだったとわかったのです。
娘はにこにこと上機嫌で、「おねえちゃん、ありがとう!」とうれしそう。私はとっさに、自分が注文したソフトクリームをそのお姉さんにお渡しし、何度もお礼を伝えてお別れしました。
娘はそのままご機嫌でソフトクリームを食べ、私たちはサービスエリアをあとにしました。
誰とでもすぐに仲良くなれるのは娘の長所ですが、食べ物や飲み物を知らない人からもらってはいけないことを、何度も言い聞かせました。このとき娘はまだ3歳で、あまりよくわかっていない様子でしたが、それ以降は知らない人から食べ物をもらうことはなくなりました。
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人懐っこさはすてきな長所ですが、知らない人から食べ物や飲み物を受け取ることには注意が必要ですよね。お出かけ前などに、親子でルールを確認しておきたいですね。
著者:松本みほ/40代 女性・主婦。10歳の女の子を育てるママ。3年間海外で過ごし、昨年日本へ帰ってきた。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)